離脱後のワーナーから出された、本人不在のベストアルバム。過去にベスト・アルバムは既出ですが、一枚に纏ったのはコレが初。実質的にはアルバム"PRINCE"から"DIAMONDS AND PEARLS"までの選曲と、かなり絞られています。前出の"THE HITS"を更に凝縮した感じ。12"を含む2枚組みのベスト・アルバム、"ULTIMATE"が出た今となっては、ますますこのアルバムの存在意義が分からなくなりました。メリットは1枚組みなので安い、ということに 尽きます。
Warner Bros. 2001 >>全曲感想を見る
Amazonでレビューをチェック>> Very Best of
主に第一期NPGMCで配信された楽曲群で構成されるアルバムです。当初はアルバムの枠が無く、曲単位でのDLサービスだったのですが、後にアルバムとして定義付けられました(というか、元々アルバムの枠があって、その中からのDL先行リリースと考えた方がいいのかな?)このアルバムのタイトルのChocolate Invasion自体、CDでリリース予定だった当初と定義が変わっているような。それにしても、ネットのみのリリースということが悔やまれます。
NPG Record 2001-2002 >>全曲感想を見る
これも上記のアルバムと同様、第一期NPGMCで配信された楽曲群を主として構成されています。この第一期DLの対象となった曲の幾つかは後のアルバムに収録されていたりと、曲の典拠がややこしい状態なんですが(アルバム・レビューを書くにあたって)。…とりあえずアルバム単位で括ってレビューしてみます。
これも普通にアルバムとして市販して欲しいんですけどねぇ、、勿体無い。
NPG Record 2001-2002 >>全曲感想を見る
コンセプト・アルバムといって過言ではありません。終始歌われる(もしくは語られる)のは、常に「真実」について。それは多分に宗教的な内容を意図しています。因みに、タイトルは人種のことを指してい るそう。啓蒙と音楽的な内容が共に充実している驚異的な作品。本人の宗教への傾倒が、多くのファンの間に戸惑いを持ち込んだようですが、私は宗教的内容の歌詞に嫌悪感を覚えることはありませんでした。音楽的に奇をてらったものは少なく、音は黒くてストレートなものが多いです。
NPG Record 2001 >>全曲感想を見る
Amazonでレビューをチェック>> The Rainbow Children
第2期NPGMCのCDリリース第1弾は、全編ピアノ弾き語りという贅沢な作品。ピアノ版"THE TRUTH"といった趣ですが、より落ち着いたバラードが中心です。こういうアルバムがあればと思い願っていたのですが、ようやく実現して嬉しい限り。単独のスタイルに拘って作品を作らない殿下ですが、これはこれで素晴らしいと思います。プリンスのファルセット・バラードが好きな人には、文句無しのアルバムでしょう。ただ、これは単独で市販されておらず、"THE TRUTH"同様オマケリリースとなっております。店頭で見たら即ゲットですよ。
NPG Record 2002 >>全曲感想を見る
【DAYS OF WILD LIVE IN MONTREAL】
モントリオールでのライブを収録したシングル。
元ネタは2002年のセレブで無料配布されたものですが、そちらのオリジナル盤には"DAYS OF WILD"の一曲のみの収録。後にNPGMCで発売されたものは、エディット版とミックス、そして"1+1+1=3"が収録されている3曲構成 でお得になっています。
NPG Record 2002
【ONE NITE ALONE... Live!】
待望のライブアルバム。ライブに定評があり、無数のブートレグを生み出してきたプリンスですが、何とオフィシャルでのリリースはこれが初 (!)。ツアーで好評を博したONAツアーの音源が編集/収録されています。ブートを買わずに我慢してきた偉いファンは、このオフィシャルを堂々と聴きましょう!BOXセットになっており、2枚組本編とボーナスCDが入っています。個人的には、本編2枚目のバラードセクションがお気に入りです。家宝にしましょう。
←因みに、製品はこの大きなケース(紙製)に収納されています。かなり豪華でウハウハ度は高いでしょう。しかし、既成のCDラックだと置く場所に困るし、とにかく不便なのですが…
【IT AIN'T OVER】
アフターショーの模様を収録したボーナスCDです。こちらの方は幾分肩の力を抜いて演奏を楽しむプリンスが楽しめます。数々のアフター名演が伝説となっているプリンスだけに、このオフィシャル収録は感慨深いです。ゲストが結構時間を取って収録されているのですが、出来ればプリンスで統一して欲しかった(ゲストもかなり良いんですが)。
NPG Record 2002 >>全曲感想を見る
Amazonでレビューをチェック>> One Nite Alone...Live!
NPGMCからダウンロード・リリースされたインストアルバム。曲の頭に全てXが使用されているのが特徴。当初"XENOPHOBIA"という名前で知られていたアルバムと同様の内容だと思われます。ただ、肝心の"XENOPHOBIA"は何故かアルバムから外されています…。上のライブ・アルバムに収録されたからだという説が濃厚。内容は、ジャズと銘打っていますが、結構平和な部類のもの。ブリブリっとファンキーなヤツを期待しては肩透かしを食らうかもしれませんね。因みにプリンスの言によれば、ディナー・パーティで使用することを念頭に置いて作成したそうです。
NPG Record 2003 >>全曲感想を見る
"EXPECTATION"などのDLリリースに続く形でリリースされたインストアルバム。これまでのMAD HOUSEなどと異なり、プリンス自らのプロジェクトでインストが続くというのは異例の事態。ジャズに傾倒しつつ、バンドをこれまでになく重視しているという印象。80年中期から末にかけての殿下のジャズ・アプローチという伏線があったので、それほど違和感は無いです。というか、収まるべきところに収まったというか。
NPG Record 2003 >>全曲感想を見る
Amazonでレビューをチェック>> N.E.W.S
一般向けの歌入りとしては、"THE RAINBOW..."以来となるオリジナル・アルバム。タイトルにMUSICOLOGYとつけてしまうあたり、最近自らをMUSICと称している彼の音楽への 傾倒ぶりを如実に物語っているような気がします。全体を通じて割と聴きやすい印象を受けました。原点回帰というニュアンスすら漂います。最近の傾向であるジャジー路線あり、驚くほど軽妙な曲あり、です。今作を引っさげて行った全米ツアーは大成功を収め、「カムバック」と世間で騒がれたのは記憶に新しいところ。
Columbia 2004 >>全曲感想を見る
Amazonでレビューをチェック>> Musicology
米国で甚大な被害をもたらした、ハリケーン「カトリーナ」の被害者救済の為に急遽リリースされたチャリティ・シングル。チャリティ・ソングらしからぬ軽い雰囲気です。歌詞は相変わらずというか、宗教的なことが全面的に出ている模様。内容も大事ですが、それよりも、あのタイミングで素早くこれをレコーディングしてリリースしてくれたプリンスは流石。関係ないですが、この曲でシャーデーを聴きたくなった人は多いのではないでしょうか?
NPG Record 2005
Amazonでレビューをチェック>> S.S.T./Brand New Orleans
(プリンスにしては)比較的長めのインターバルを置いて発売されたアルバム。系統としては、前作"MUSICOLOGY"路線の、小作品集的なつくり。しかし、明らかに最近のプリンスとは違う「変化」があるような気がします。1つは、ファンがずっと望んでいた作風の復活。"Rave..."でも、その意思はありましたが、今作ではスベらずにバッチリツボを押さえています。そしてもう1つ、シーンを意識した音作りが成功していることも特筆すべき点かと。かといって、狙い過ぎの感は無く、あくまで自然にこなす殿下は流石です!一言キャッチコピーを付けるとすれば、「ポップ&マニアック」。
Universal 2006 >>全曲感想を見る
Amazonでレビューをチェック>> 3121
3121にぶつけるかたちでリリースが予定されていたものの、諸事情により発売が数ヶ月遅れた、曰く付き(?)のアルバム。内容はベスト・アルバムなのですが、1枚目が通常のシングル・セレクション、2枚目が12'やリミックスで構成されているという変わり種。しかし、非常に中途半端な構成であることは否めません。マニアックに偏重することなく、一般のコンシューマーの需要を優先した結果なのでしょうけど 。ベスト・アルバムの三作目にしてこの内容なら、内容を薄めて小出しにしていると言われても文句は言えません。個人的にはベスト・アルバムなら"THE HITS"をお勧めしますが、こちらの方が音が良いので悩ましいところ。因みに国内版のライナーは、稀に見る駄文だと思いました。
Warner Bros. 2006 >>全曲感想を見る
Amazonでレビューをチェック>> アルティメイト・ベスト
発売前に英国のタブロイド新聞で無料配布をしたことにより、発売前の注目度は抜群に高かったアルバム。蓋を開けて見ると、前作"3121"のようなインパクトはありませんでした。しかし、吹っ切れ具合は前作以上。タイトル曲を除き、全体的に軽妙で爽やかな雰囲気。特筆されるほどの爽やかさが災いして、いわゆる濃い音を期待して聴くとガッカリするかもしれません。余談ですが、血迷った邦題や帯の文句には絶句…久々にやってくれましたw
Sony Music 2007 >>全曲 感想を見る
Amazonでレビューをチェック>> プラネット・アース
【INDIGO NIGHTS / LIVE SESSIONS】
写真集「21 NIGHTS」にオマケとして付属しているライブCD。
オフィシャルのライブものとしては、"ONE NITE ALONE... Live!"以来。といっても、本編のライブではなく、アフター・パーティの音源となっています。ヒット曲満載ではないので、コアなファン向けですが、ファンキーでリラックスした雰囲気が楽しめます。選曲はいかにもアフターといった感じで、マニアにはたまらないところ。新曲"BEGGIN' WOMAN BLUES"もさり気なく演奏しています。
NGP Records 2008>>全曲 感想を見る
Amazonでレビューをチェック>> 21 Nights
通常のレーベルではなく米国の小売店である Target から$11.95という破格の値段でリリース。しかも3枚組アルバム。前作"PLANET EARTH"の無料配布も記憶に新しいですが、プリンスは通常の流通経由には執着していないようですね。ややこしいことに、3枚の作品(別々のタイトル)が1つにまとめられてリリースされています。
【LOTUS FLOW3R】
公式サイトの名前ともなった、メイン(?)アルバムです。
これまでに無いほどギターをフィーチャーしているのが特徴で、色んな意味での成熟を感じさせる内容になっています。ただ、前作と同じ味付けのポップ・チューンも混ざっているため、ちょっと中途半端な気がします。どうせならもっとハードにした方が統一感はあったと思うのですが。
【MPLSOUND】
タイトルからも想像できますが、ミネアポリスサウンド(つまりプリンスの音)回帰を狙ったような作品。開き直ったようなベタな電子音が多用されており、各時代を彷彿とさせる音がチラホラ。往年のプリンスファンには嬉しいところかと。懐古主義と揶揄されないように3枚組としてパッケージングしたのかな?と変に勘ぐってしまいます。
【ELIXER】
プリンスの恋人(?)兼、お気に入りシンガーブリア・ヴァレンテのデビューアルバムです。自身の作品にパッキングしてリリースするあたり、入れ込み具合がうかがえます。で、内容は驚くほどオーソドックスで良質。殿下曰く「シャーデーの新作を待ちきれないから自分で作った」みたいなノリらしいのですがw 見た目に反してシャーデーよりも声細いです。
NGP Records 2009
Amazonでレビューをチェック>> Lotusflow3r/Mplsound/Elixir