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Lotus Flow3r

Lotus Flow3r

まるで悟りを開いたかのような

 

  1. From The Lotus...
    同名公式サイトで流れていたような、不安と期待を煽るようなインストです。プリンスが言うところの「ギャラクシー」への導入としてはいいんじゃないでしょうか。大作志向というか、仰々しい感じも多少あります。 中盤からはこのアルバムの要となるギターがふんだんに披露されます。

  2. Boom
    全曲から滑り込むように、浮遊感のあるファルセット・ボーカルが続きます。スペーシーな雰囲気が心地よいですね。昼でもなく、夜でもない、まさに異次元な雰囲気が何とも言えません。ボーカル→ギターという繰り返しで構成されています。途中のギター・パートでは小さな独り言のような音がバックで流れているのですが、スキャットでなければ、プリンスのことだから何か意味のあることを喋っているんだと思いますが…。気になります。

  3. Crimson And Clover
    カバー曲。オリジナルはトミージェイムス&ザ・シャンダルズですが、多くのアーティストにカバーされています。
    超美麗なMVも印象的でしたが、耽美的に歌い上げています。ちょっとネットリした感じが雰囲気あって、好カバーじゃないでしょうか。

    (The Morning After)

    DL版のみ「Crimson And Clover」の代わりに収録されていた曲です。前曲から一転、やけに軽快な曲調。前作「Planet Earth」(以下PE)直系の作風ですね。爽やかでキュートな曲です。その曲調に反して、内容はプリンスお得意の「女々ソング」。とても短い曲です。個人的には、女性シンガーなどに提供した方が生きるかなーと思いました。

  4. 4ever
    これまたPE系(というか、ミレニアム以降?)の香りがする曲ですね。歌詞が重要だと思うのですが、訳が無いので正確な意味がつかめず…。
    刹那の悦楽ではなく永遠に続くものに価値を見出しているような雰囲気はなんとなく分かるのですが。NEW WORLDって何のことでしょう?もしかして宗教的な世界観を歌っているんでしょうか。「たった1日(の今日)より100万回やってくる明日の方が良いだろ」

  5. Colonized Mind
    割と重めのメッセージソング。抑え気味にしたボーカル・ワークが効果的。
    タイトルと出だしの1節で、プリンスの伝えたいことは察することができます。アップロードとダウンロードに見立てたのは、単なるインターネットの話だけではなく社会の構造批判とも取れます。様々な悪が社会というサーバにアップロードされていき、サーバからは様々な弊害がダウンロードされていく…。
    そして、最終的には神が必要だと言ってます(やっぱそれかい!)。
     
  6. Feel Good, Feel Better, Feel Wonderful
    かなり以前、オフィシャルサイトでデモ・バージョン(?)が公開されていたので、ファンにはよく知られていた曲です。あのままお蔵入りするのかと思いきや、このタイミングでリリースするとは予想外でした。ライブでやると盛り上がりそうな、ファンキーな曲。後半、盛り上がっていく様子がゾクゾクします。やっぱり私はあの奇声が大好きなのです。
    結構辛らつなことを歌っているようです(和訳が欲しい…)。最後の方の一節で"What the fuck"のFワードが自主的に消されているのが面白いですね。自ら消すんなら歌わなきゃいいのに(笑)。でも、こういうのちょっと嬉しいです。少し解禁?みたいな感じで。

  7. Love Like Jazz
    ジャズというだけあって、急にオサレな雰囲気に。
    Strollin'を連想させるようなポップ・ナンバー。これ、80年代にシングルカットされていたら邦題は「愛のインプロビゼーション」で決まりですね。 そんなしょうもない感想しかないのが恐縮ですが。悪くないですよ、ライブで聴けばきっと。

  8. 77 Beverly Park
    これまたインスト曲。骨休み的に配置されており、曲調などから思わずアルバム「Parade」あたりを連想してしまいました。天気の良い休日に聴きたい感じ。
    ディープな出だしと打って変わって、爽やかにアコギで演奏されます。女性の囁き声とも泣き声とも思える微小な音がサンプリングされているのが絶妙。タイトルは住所でしょうか?ちょっとハイソ(死語)な感じを漂わせつつ。

  9. Wall Of Berlin
    これまたギターガンガンフィーチャーな曲。というか、今作品の多くが「ギターのための曲」のような気がします。歌パートは淡々としいて、個人的には少々退屈に感じます。この路線なら、もう少し抑揚をつけたほうが良かった気がするのです。もしくはいっそワンフレーズだけ歌って、あとはギターとか。


  10. このタイトルはダラーと読むのではなくマネー。Moneyを$と表記するのは、Parade以来のプリンスの伝統。て、そんなことはどうでもいいんですが。イントロの変速ボイスでテンションが上がり、ダンサブルなリズムが打ち込まれている頃には体が動いていました。中身はオールドスタイル。好景気で浮かれるアメリカ人がダンスホールで腰をくねらせているシーンを想像しました。ズバリなタイトルが象徴するのはアイロニックなメッセージ。若干退屈ですが。

  11. Dreamer
    ギターがキーワードの今作にあって、最も激しくフィーチャーされているのが今作。ボーカル・ワークもギターも非常にハードで、ジミヘンを彷彿とさせます。この手の曲は結構カバーに頼ることが多かったのですが、自前でも用意しといた、みたいな感じでしょうか。アルバム内に、このテンションの曲がもう1曲ぐらいあってもよかったかなーと思ったり。
    因みにこの曲、現状で歌詞の内容知りたい度ナンバー1です。

  12. ...Back 2 The Lotus
    最後にまたインスト。
    アルバムの冒頭に繋がる感じですね。あっさり終わるかと思いきや、最後も思う存分ギタープレイしまくっています。徹頭徹尾。
    蓮から始まり、蓮で終わる。ここにプリンスの謎かけが含まれている気がします。それが何なのかは分かりませんが、そのうち分かるでしょう、多分。

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MPLSOUND

MPLSound

プリンスによる、セルフパロディ?

  1. (There'll Never B) Aother Like Me
    (ちょっと恥ずかしさすら覚える)ベタなイントロに打ち込み。続くコーラスはまるで「CYBER SINGLE」のような肌触り。その辺の音が若干残念なのですが、曲自体は悪くないです。「オレみたいなのは他にいないよ」という不遜な態度がプリンスらしくて嬉しくなるところ。

  2. Chocolate Box
    冒頭の曲に引き続き、打ち込み全開です。ラップではQ-Tipが参加しています。また、これのインスト・バージョンで「DISCOJERRYFISH」という曲も存在します。今更な電子音が目立つのは、本作のタイトルと無縁ではないでしょう。MPLSound、すなわち「ミネアポリス・サウンド」。本作はミネアポリス・サウンド創始者である自らへのオマージュなのではないでしょうか?(実際、このアルバムではホーンは一切使われていません)

  3. Dance 4 Me
    ベルサーチのショーでもチラッと流されていて、その時から気になっていた曲です。すぐにリリースされて良かったです。私の好みど真ん中!ちょっとレトロな感じも否めませんが、それがまた良い。個人的には80年代の蔵出し音源じゃないかなと睨んでおりますが、どうなんでしょう?
    同じく打ち込み路線なのですが、冒頭の2曲に比べてこの曲は私がプリンスに求めるところを押さえてくれています。痒いところに手が届くってヤツです。変速ボイスもヨダレものです。ハ~レルヤ!

  4. U're Gonna C Me
    「One Nite Alone...」ではピアノ弾き語りで収録されていた曲の再録です。そちらのレビューにも書いていますが、とても美しい曲。こっそり作った曲をピアノで録音していて、リリース用に作り直したのがこちら、みたいな雰囲気です。個人的にはピアノの方が圧倒的に好きですが。

  5. Here
    なんかフニャフニャした不思議な音です。
    何回聴いても印象に残りにくいので、レビューしづらい…。

  6. Valentina
    女優のサルマ・ハエックの娘さんに向けた歌、のように見せかけて、その実はサルマ・ハエック狙いという下心ソングTechinsightさんの情報です)。
    曲自体は鬱々としていて、あまり好みではないです。

    上記の文章ですが、ちありさん@続・ヒトツログからフォローいただいたので訂正しておきます。 「サルマ・ハエックは"Te Amo Corazon"のMVも監督しているプリンスの友人であり、この曲はサルマへ向けた応援歌みたいなもの」とのこと。うーん、確かにそう言われれば。解釈が180度変わってしまいますね。気をつけます…。詳しくはコチラ

  7. Better With Time
    きた!美しいファルセット・バラードです。
    といっても、最近のはどうも印象薄いのが多いので残念なのですが。この曲も特に心にひっかかりませんでした。もはや、プリンスの声を堪能するためだけに聴くのです。

  8. Ol' School Company
    変速ボイス炸裂の変態系ナンバー。「3121」にも通じるダーク&ファンキーな感じでしょうか。比較的お気楽な曲が多かったこのアルバムにあって、この曲は非常に攻撃的。"MPLSound"、"VALENTINA"、"77 BEVERLY PARK"といったフレーズがチラホラ聞こえるところがニヤリとさせられます。
    最後"Suckas!"というところがツボ過ぎ。

  9. No More Candy 4 U
    腰を抜かしそうになるぐらい安っぽい電子音が鳴り響きます。
    かなり早い曲で、新境地か?と思いきや。曲の骨子は明らかに往年のプリンスのそれと同じもの。「Dirty Mind」~「Controversy」の頃に作られた曲を作り直したような気がするのですが、どうなんでしょう?最後にこのテンションの曲がくるのって、「PARTYUP」を連想しちゃいます。

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Elixer

Elixer

プリンスじゃありません

  1. Here Eye Come
  2. All This Love
  3. Home
  4. Something U Already Know
  5. Everytime
  6. 2nite
  7. Another Boy
  8. Kept Woman
  9. Immersion
  10. Elixer

 

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