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004:巨大な小人

ファンの皆様はとっくにご存知かと思いますが、プリンスは背が低いです、とても。160㎝に満たない身長は米国においては子供並み。
この情報を耳にした一般人は、大体同じ反応を示します。
「あら、お気の毒に…」とでも言いたげです。

背の低いプリンス

しかし、背の低さですら、プリンスのキャラクターを構成する大事な要素であり、「もしプリンスが 長身だったら…」と想像すると、どうも不自然に思えてしまいます。そう、そんなのはプリンスじゃないのです。
我々(少なくとも私)は背の低さも含めて、プリンスを愛しています。
私がプリンスに求めるのは、モデルのような外観ではありません。
負の要素を持ちつつ、抗いがたい魅力も同時に持つ。この危ういバランス。
西瓜に塩を振り掛けると、甘さが引き立つのをご存知かと思いますが、まさにソレ(?)

といっても、本人のコンプレックスは相当なもののようです。成功する以前は、よくからかわれたらしいです(成功してからも嘲笑の的になるのですが…)。
しかしよく出来たもので、神はプリンスに音楽の才能とキュートな容姿を与えました。まるで身長が、それらの贈り物の代価であるかのように。
その結果、コンプレックスに比例するようにナルシズムも成長。
今日の複雑なプリンスのキャラクターが形成されていったと思われます。
彼のミュージックビデオを見ればよく分かります。
ビデオに映る彼は、背の低さをあまり感じさせません。
アングルや、一緒に立つ人間など、計算されています。
その一方で彼はハイヒールを履いています。

ハイヒール

シークレット・ブーツではない点に注目してください。
コンプレックスを内包したナルシズムは、何故か人を惹きつけるのです。

…と、余計な分析をしたがるのがファンの性。
好き勝手書いて勝手なもんだと、我ながら思います。
結局理屈じゃないとは分かってるんですが。

プリンスを間近に見たことがありますが、圧巻でした。
よく「オーラを放っている」とか言いますが、まさに。
江原なんとかと勘違いしないで欲しいのですが、あくまで言葉の表現としてのオーラ。
誤解を招かないように書くと、「存在感」とでも表現するべきでしょうか。
彼を目の当たりにして、背の低さに落胆することはあり得ません。
なんなのでしょう。小さな体に秘めた、あの巨大な存在は。

2007/08/05

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