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プリンストリビア 嘘のような本当の話 ~その3~

プリンスのアルバムは1世紀かけてリリースしても出し切れない

The Vault生前からプリンスは自身の未発表曲は膨大にあると公言していました。ブートレグで流出するアウトテイクがその存在の証左でもありましたが、奇しくも逝去後に金庫が暴かれたことにより、その詳細な事実が明らかになりました。ざっと試算すると、アルバム換算で100枚は余裕で作れるということですが、精査していくともっとあるでしょうね。例えば毎年アルバムを1枚ずつリリースしても100年以上かかるという計算です。私は生きていませんが、全部聴き終えるまでは死んでも死にきれません…。

プリンスのわがまま初来日は多くの人を凍らせた

深夜3時にスタッフを呼びつけてラクダを調達するように命令したり(結局ライオンを動物園から借りたらしい)、レニー・クラヴィッツをバケーション中の海外から呼び出して夜通しのギグに付き合わせるなど、彼にまつわる迷惑ストーリーは枚挙に暇がありません。プリンスのことを知る周りの人間には、「プリンスだから…」という諦念があったようです。
このように初期設定で既にわがままですが、それに輪をかけたのが初来日の頃です。伊丹空港に降り立ちマスコミに付きまとわれたプリンスは、気分を害してしまい、帰ると言い出しました(怒ってたんですが、マスコミはご機嫌と報道…)。高額なキャンセル料がかかると伝えると「いくら?」という回答。当時のプリンスならポンと払えたんでしょうけど、スタッフの心労は計り知れません。また、ホテルの部屋を一瞥するなり、「僕の部屋はどこ?(=ここはスタッフの部屋だよね)」という発言をしてスタッフを凍り付かせたという伝説もあります(笑)

プリンスは史上最高額の契約金とポストを得たことがある

1992年にワーナーと交わした再契約の内容は、1億ドルの契約金、副社長就任、新レーベルの設立という破格の条件でした。これは当時の業界における最高額で、かのマイケル・ジャクソンやマドンナをも上回る条件。しかしこの契約には裏があり、そのまま1億ドルもらえるわけではなく、アルバムの売り上げ枚数などの制限が付いていたのです。にも関わらず、プリンスはどうしても「最高額」という対面に拘りました。その後、アルバムリリースの自由度を巡りワーナーとの関係が悪化、結果的に不利な契約は以降自身の首を絞める結果となってしまいました…。

日本でレコーディングした曲がある

91年の来日時、プリンスは急に「レコーディングしたい」と言い出しました。スタッフが急きょ手配したのは六本木にあるワーナー・パイオニア・スタジオ。ここでレコーディングした数曲、"Strollin'"、"Willing And Able"、"Money Don't Matter Tonight"は後にアルバム"Diamonds And Pearls"に収録されることとなります。 因みに機材の設定の関係で若干ボーカルが歪んでしまった曲がありましたが、プリンスはそのままリリース・バージョンに採用しています。
ちなみにこの手のエピソードは結構あって、↓のネタにも続きます。

プリンスは些細な失敗を意に介さない

プリンスの下でレコーディング・エンジニアを務めていたスーザン・ロジャーズの証言によると、"Sign O' The Times"に収録されている数曲は機材の設定ミスで録音したものがそのまま採用されているとのこと。一つは"The Ballad Of Drothy Parker"で、出力が半分しか出ていない状態で録音したため、ぐぐもった音になったそう。しかし、その音が楽曲の浮遊感のある内容とマッチしたため、プリンスはそれをそのまま採用。二つ目は"If I Was Your Girl Friend"。入力レベルの設定ミスにより、ボーカルが歪んでしまったのです。しかし、これまたプリンスは採用。確かに改めて聴いてみると、歪んだ具合が楽曲のテーマを伝えるのに一役買っているように思えます。

プリンスは実は篤志家だった

寄付文化が根付いた欧米ではセレブリティがチャリティ活動に精を出すのが一般的ですが、プリンスに限っては、それらは控えめだと考えられていました。チャリティ・ソングの"We Are The World"のレコーディングに参加しなかったことも、そのイメージを助長したものと思われます。
しかし、プリンスが逝去後に、実はプリンスが寄付していた…という案件が矢継ぎ早に関係者から証言されました。生前は公表するなと口止めをされていたようです。エホバの教義上の関係もあるとは思いますが、プリンスは大っぴらなチャリティを好まず、例えばTVで困っている人を見たらそれを助けるといった、地に足が付いた&ドメスティックな支援をする傾向があったように個人的には思います。

プリンスの曲をカバーした日本人がいる

プリンス好きを公言している(していた)日本がいる

ミュージシャン:
武満徹、及川光博、岡村靖幸、向井秀徳、星野源、m.c.A・T(富樫 明生)、西寺郷太、Chara、ヒロホンシュク、YUKI、吉田美和、藤井フミヤ、西川貴教、大沢誉志幸、木村拓哉

漫画家、イラストレーター:
荒木飛呂彦、浦沢直樹、安斎肇、ラジカル鈴木

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