partymind

menu

プリンストリビア

嘘のような本当の話 ~その5~

ボーイ・ジョージはプリンスと寝たと発言して問題になった

ボーイ・ジョージかつてプリンスについて、その才能を賞賛しながらも「あんなヤツが何故"Beautiful Ones"のような美しい曲を書けるのか不思議だ」といった否定的な意見を発言したことがあるボーイ・ジョージ。そんな彼がイギリスのTV番組に出演した際に「プリンスと寝たことがある」と発言し、ちょっとした騒動になりました。共演者がプリンスと一緒にステージに出たことがあると発言したことを受けての発言でしたが、真相は「ベッドルームにプリンスのポスターを貼っていた=一緒に寝た」ということらしいです。いやはや、彼流のジョークだったのでしょうけど、お騒がせですね。
因みにプリンスが逝去した際、ボーイ・ジョージは「今日は人生最悪の日だ、プリンスよ安らかに。僕は泣いている!」とツイートしています。

死後、作品の売上が急増した

偉大なアーティストが亡くなったときは、必ず再評価の大きな波がきます。プリンスについても例外では無く、その規模はかなりすごいものでした。
プリンスが亡くなった数時間後で全米アルバム・チャートの1位と2位を独占。トップ200では8作品がチャートインする状態に。場所が変わって全英の週間アルバム・チャートでは1位から5位までを独占しました。ちなみに、アメリカでは、プリンスが2016年にもっともアルバムが売れたアーティストとなっています。

プリンスが「ハゲない秘訣」について語ったことがある

とあるインタビューで年をとっても髪の毛がフサフサな秘訣は何かと聞かれた際、プリンスは楽器を弾くことだと発言しました。曰く、エレキギターから伝わる電気が髪の毛に良いのだとか。ちょっと吹き出しそうなトンデモ持論ですが、果たしてジョークで言ったのか真剣だったのかは不明です…。そもそも、そんなこと言ったらスティングとかピート・タウンゼントはどうなるの?というツッコミも不要です。

プリンスのお父さん因みにプリンスは色んな髪型をしており、かなり毛根に負担をかけていました(←私の見解)。そして、彼の実父であるジョン・L・ネルソンは見事にハゲています。我々薄毛派にとって、何が脅威って遺伝子なのです。それはもはやディスティニー。プリンスも相当恐れ、抗ったと思われます。一部の心無いファンの間では、第二次アフロヘアーあたりでヅラなのでは?という疑惑も持たれていましたが、真相は神のみぞ知るところです(髪だけに)

楽曲盗用で訴えられたことがある

誤解を恐れずに言うと、訴えられていない大御所を探す方が難しいと思う盗作疑惑。プリンスについて、身近なところでは腹違いの姉、ローナ・ネルソンから"U Got The Look"が盗用だと訴えられ、プリンスが勝訴しました。その他、バンドメンバーからは「この曲のアイデアはジャムのときに俺が考えた」的な発言をされることがちょくちょくあります。これについては、致し方ないところもあると思いますが、訴えないと損だぜ気質のアメリカですから、いちいち真に受けてたらしんどいとも思ったり。
ファンとしてちょっと悔しいのは、プリンスが敗訴した件でしょうか。名曲であり大ヒットした"The Most Beautiful Girl In The World"が、イタリアのミュージシャン、Bruno Bergonziによる楽曲"Takin' Me To Paradise"に酷似しているというものです。確かに同曲のサビは部分的に似ています。プリンスの方は全編がワンメロディで構成されている斬新なものですし、比べ物にならないほど素敵ですが。イタリアの訴訟制度の問題で、かなり長期間争われており、2003年ではプリンス勝訴、2007年に原告が勝訴。法的な決着を見たのは2009年とのこと。その後もストリーミングサービスにこの曲だけが配信されないなど、尾を引いた問題となりました。(2022年に晴れて解禁されました)

プリンスは、常日頃から何かの曲に似た曲を無意識に作ってしまうことを恐れていたようで、発売後にアルバム(Gold Nigga)から1曲をオミットしたり、リリース前に似ていると思った曲の作者に直接聴かせて感想を求めたりしていたこともあります。四六時中作曲し、毎日のようにレコーディングしているプリンスですから、偶然似たものになってしまうことも十分ありそうです。

プリンスの特注ピアノの色がパントンカラーになった

2017年、パントン社がプリンスに捧げた紫色を「Love Symbol #2」として製作しました。当サイトのテーマカラーにも採用しているこの色は、プリンスが特注していたヤマハのピアノの色にインスパイアされたものだそうです。このピアノは、プリンスの死の数日前に、ペイズリーパークで行われたダンス・パーティでお披露目されました。因みにこのピアノの色は、自宅にあった特注ソファの色目に合わせるようプリンスが指示したそうです。ヤマハは依頼に会う色を検討した結果、自動車に使う塗料を用いたとのこと。

次を見る ⇒


スポンサーリンク