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スティーヴン・コルベアがエミー賞でプリンスの曲を引用

"The Late Show With Stephen Colbert"で司会を務めるコルベアが、9月14日にエミー賞を受賞しました。情報源 その際にプレゼントしたスピーチが話題になっています。

Stephen Colbert

以下がスピーチ最後の部分の発言となります。ハイライト部分は皆さんご存じ「Let's Go Crazy」の決め台詞ですね。

"I have never loved my country more desperately. Godbless America. Stay strong, be brave, and if the elevator tries to bring you down, go crazy and punch a higher floor!"

「今までこんなに熱心に国を愛したことはありません。アメリカに神のご加護を。強く、勇敢であれ。『もしエレベーターがあなたを引きずり下ろそうとするなら、吹っ切れて上の階のボタンを叩くんだ!』」

 

そもそも当該番組はCBSにより打ち切りが決定されており、その直後の受賞となりました。30年以上に及ぶ人気番組の打ち切りにはトランプ大統領の圧力があったと言われています(CBS側は否定)。というのも、コルベアはトランプ政権に忖度することはせず大いに批判して笑いのタネにしてきたからです。

さらに大統領選挙を争ったカマラ・ハリスとドナルド・トランプのインタビューに対して、民主党寄りの編集をしたという理由で、2024年10月にトランプ自身がCBSの親会社であるパラマウントを提訴しました。最終的に1,600万ドル(約24億円)の和解金を払うことで決着しています。

マスメディアに政治が圧力をかける構図は我が国でも最近顕著になってきました。コルベアが引用した反骨のメッセージがとても重要に思えます。

2025/9/15


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