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書籍(和書編)

ここに掲載されていない企画物などは他にも何点か把握していますが、残念ながら和書は発刊されている絶対数が洋書に比べて少ないです。没後に再評価される動きがあると思うので、今後にも期待ですね。

プリンス (Prince - inside the purple reign)

Inside the Purple Reignご覧の通り、一切のヒネリの無い邦題が強力。 そのまんまです。当時はこのタイトル以外に付けようが無かったのかもしれませんが。この悪しき前例が後の「プリンス大百科」へと繋がっていくかと思うと妙に切ないです。ジョン・ブリームという人が原文を書いています。パープル・レインで熱々の頃だけに、濃いプリンスに溢れていて、読み応えあります。時期がパープル・レインまでなので、的が絞れてて読み応えもあります。

1985年発行 ㈱CBS・ソニー出版 ISBN4-7897-0179-4 定価1200円

Prince Visual Magazine '90
still would stand all time

Prince Visual Magazine '90どんな形やねん、と突っ込みたくなるような変わった本です。ご想像どおり、広げるとハートマークになります。いかにもプリンスな感じ。 奥さん曰く、応募するとゲットできる(?)みたいなプロモーション・オンリーの企画モノだったようです(多分)。中身はアルバム"Graffiti Bridge"の紹介、同名映画のカット集、巻末にバイオグラフィーやディスコグラフィーが載っているというもの。とりあえず、この表紙だけでも飾っておきたくなるのです。

1990年発行 Warner Pioneer Corporation 非売品

Prince : A Pop Life

A Pop Lifeタイトル的には、結構マトモと思われるプリンス本。300ページ超で、私が知る限り国内で初めての本格的なバイオグラフィーだと思われます。デビュー以前から"Lovesexy"まで割と詳細に書かれています。特にデビュー以前のエピソードが詳細で、かなり読み応えがあります。筆者はデイブ・ヒルという人で、社会的なバックグラウンドを含めて独特の切り口で書かれています。プリンス大百科以降の本を持っていても、これを読む価値はあると思います。

1990年発行 ㈱CBS・ソニー出版 ISBN4-7897-0506-4
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プリンス大百科

プリンス大百科まず、この恥ずかしい名前に拍手。取り寄せの注文の時、何度も聞き返されて辛かったのを思い出します。しかしながら、この本は実に多くのプリンスマニアのバイブルかと思われます。殿下ML最盛期には「プリンス大百科に書いています」というのがマニアの間の合言葉でした(?)その当時、ここまでのデータを網羅したものは殆ど無かったので貴重だったと思います。洋書版で紹介しているパー・ニールセン著"Prince Documentary by Per Nilesen"の日本語訳版で、カラー 写真やブートのジャケ写等が追加されてます。

1991年発行 ソニー・マガジンズ ISBN4-7897-0689-3 定価2200円
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Piano Collection - Prince

Piano Collection Princeプリンスの楽譜は幾つか出ていますが、探すと意外に見つからないです。(本格的に探したこともないですが。)この楽譜は、初期から"Love Symbol"の頃までの楽曲を網羅しています。選曲は好みがあるでしょうけど、まぁまぁ妥当なラインではないかと。 目指せプリンス弾き語りというところですが、私は殆ど弾けません。練習しようと思って購入したんですが…。頑張ってお気に入りを弾いてみたいです。

1993年発行 シンコーミュージック ISBN4-401-01269-0

My Name Was Prince

MY NAME WAS PRINCEタイトルを見て察してもらえると思いますが、例の改名宣言をした頃の本です。"The Hits / B-SIDE COLLECTION"の頃のプロモーションで使用されました。奥さん曰く、「応募すればもらえたような気がする」とのこと。。 ベスト盤のオマケだけあって、プリンス総まとめ的な内容。勉強になります。ACT1/2の写真も盛り沢山で、ウハウハな感じ。

1993年発行 WEA Japan 非売品

Prince[1958-1994]

Prince 1958-1994ポストプリンス大百科として(?)発刊されたバイオグラフィー。基本的には"D&P"までですが、追記として後ろに簡単な記事があります。一応、"The Gold Experience"のリリース前までの情報なんですが、本当に箇条書き程度。ていうか、殆ど読んでないです、コレ。プリンス大百科を読み漁った後には、あまり必要が無いかもです。まぁ、2冊を読み比べてみると、より真実に近づくかもしれませんが。

1994年発行 宝島社 ISBN4-7966-0859-1 定価2200円
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ジ・アーティスト・フォーマリー・ノウン・アズ・プリンス:
全曲解説

プリンス全曲解説プリンスの全曲を解説している珍しい本です。解説というか、個人的嗜好を織り交ぜた、単なる評論ですね。著者ジェフ・ブラウンの独断で駄作の烙印を押される曲は見るに忍びないです。巻末には"Emancipation"の頃のインタヴューも掲載されています。巻頭の貴重盤写真は、我々90年代&CD世代にとっては驚異だったりします。

1997年発行 シンコー・ミュージック ISBN4-401-70115-1 定価1648円
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ニュールーディーズクラブ:プリンスの啓示

プリンスの啓示音楽雑誌のプリンス特集なんですが、結構力が入っており個人的にお気に入りなので例外的に紹介します。 全アルバムレビューや、独特の切り口での書き物等。 かなり偏った人達が書いていますが、これはこれで偏愛ぶりが微笑ましいです。構成も私好みで、割と好きですねコレ。 結構読み応えありますよ。知り合いが編集に携わっていたことを後で知り、不思議な縁も感じた次第です。

1996年発行 シンコー・ミュージック 雑誌64911-39 定価980円

プリンス 戦略の貴公子

Prince in Hawaiiブライアン・モートン著のプリンス考察本「A Thief in The Temple」の日本語訳版です。好意的とは取れないタイトルから察することができるように、音楽家としてのプリンスの才能に関しては記述は控えめ。時折悪意に満ちたようにも思える表現が垣間見えますが、興味深い内容ではあります。若干間違った情報もありますが、原文あるいは翻訳いずれのミスなのかは不明です。全体に散漫で、訳文が固い印象を受けました。

2008年発行 blues interactions, inc. ISBN 978-4-86020-257-6
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プリンス論

プリンス論恐らく本邦初となる、日本人によるプリンス本です。著者はマイケル通として有名なノーナ・リーヴスの西寺郷太氏。内容は既発書籍の域を出ませんが、ミュージシャンならではの楽曲分析や、日本人ならではの歌謡曲との比較などは面白いです。多くの人が経験している、プリンスに対する「気持ち悪い⇒気持ち良い」の感情の変化なども既発本には無い切り口。マニア向けではない入門書としては良いと思います。

2015年発行 新潮新書 ISBN 978-4-10-610634-7
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CROSSBEAT Special Edition PRINCE

Crossbeat special editionプリンス逝去後、いちはやく追悼本のリリースを発表したのは、生前でもよくプリンスを特集していたCROSSBEAT誌でした。内容はプリンスおよび関連アーティストの全作品レビューと、過去記事再掲、それにいくつかの特集記事で構成されています。2か月未満でこの内容を準備した離れ業にまずは頭が下がります。しょうもない特集でお茶を濁したどこかのロッキンオンも爪の垢を煎じて飲めばいいのに。

2016年発行 シンコーミュージック ISBN 78-4401643165
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CROSSBEAT Special Edition プリンス (シンコー・ミュージックMOOK)

プリンス 星になった王子様

星になった王子様CROSSBEATに遅れること1か月、MUSIC MAGAZINEの増刊ムックとして発売されました。構成は似ており、特集記事、全作品レビュー、過去記事のアーカイブです。ラメ入り装丁と、違う作品を引っ掛けたのだろうけど全然気が利いているとは思えないタイトルは賛否両論あるところ。

2016年発行 ミュージックマガジン ASIN B01HTZZXAU
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現代思想臨時増刊号 総特集 プリンス1958-2016

現代思想:プリンスなんと現代思想がプリンスを特集した追悼ムック。さすがというか、ひたすら文字で埋め尽くされており読み応えが凄いです。中には思想と銘打つだけあって、無駄に小難しい言い回しを多用する記事も。ディスコグラフィもありますが、巻末に申し訳程度なので既出追悼本とは違った立ち位置ですね。どの本にも名前が出てくる人は置いといて、ハイライトはピーター・バラカンやミッチーが寄稿していることでしょうか。

2016年発行 青土社 ISBN 978-4791713257
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現代思想 2016年8月臨時増刊号 総特集◎プリンス1958-2016

プリンス (KAWADE夢ムック 文藝別冊)

紫の王国リリースされるまで情報がほとんど出てこなかった追悼本。これを手にしたとき、雨後の筍のように出てきた特集で食傷気味になっていたこともあり、途中で読む気が失せました。ということで未だに読破していません。「私のプリンス」をしたり顔で語る人達の記事は読んでいて胸焼けを起こしそう。紙面のセンスも悪し。

2016年発行 河出書房新社 ISBN 978-4309978970
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プリンスの言葉 Words of Prince

プリンスの言葉著作者がプリンスのファンという点で、その他の追悼本とは一線を画したプリンス本。内容はタイトル通りプリンスの言葉(歌詞やインタビュー等)をピックアップし、それに対して言及するというスタイル。押し付けがましいプリンス観ではなく、ひたすらポジティブで優しい、プリンスに対する想いが綴られています。これほど読んでいて幸せになる本はありませんでした。有志のファンによるイラストにも愛が詰まっていますし、プリンスに近しい人物からのインタビューも胸に響きます。余談ですが、巻末には弊サイトをご紹介いただいており、大変恐縮です。

2016年発行 秀和システム ISBN 978-4798048123
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プリンス 1958-2016

プリンス 1958-2016同名洋書の翻訳版です。大判の写真とプリンスに近い人達の発言で構成されています。オリジナルはハードカバーですが、日本版はソフトカバー。読みやすさではアドバンテージがあるかもしれません。洋書編でも紹介してますが"Chapter and Verse"も中身は同じものです。なんかややこしいですよね…。ただしあちらのほうが装丁は凝っています。文章の周りの飾りはどっちでもいいんですが、カバーのデザインは個人的にはあちらの方が好み。

2016年発行 スペースシャワーネットワーク ISBN-10: 4907435886
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プリンスとパープル・レイン

プリンスとパープルレイン2015年に発刊されたアラン・ライトによる"Let's Go Crazy: Prince and the Making of Purple Rain"の翻訳版です。プリンス逝去を受けて急遽日本で発売が企画されたことは想像に難くありません。プリンス本人や関係者の証言を交えて、映画とアルバム"パープル・レイン"が作られる過程が非常に詳しく描かれており、まるで80年代に戻って追体験しているかのようにのめり込めます(最近までの動向も少しだけ紹介されています)。邦版表紙はなぜかバットマンの頃の写真。原著ではどぎつい写真だったため差し替えられたものと思われますが、それにしても意味不明なチョイスで呆れます…。巻末に鷺巣詩郎の寄稿ありますが、個人的には蛇足に思えます。

2017年発行 DU BOOKS ISBN-10: 490758346X
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丸屋九兵衛が愛してやまない、プリンスの決めゼリフは4EVER(永遠に)

プリンスの決めゼリフは4EVER「戦慄のペガサスに抱かれて、あきれた貴公子の仕打ちを忘れない」という、プリンスファン以外には何のことか分からないサブタイトルを見ただけで本書の方向性はご理解いただけると思いますが、かなりふざけてます。しかし、時折鋭い考察が挟まれたりするあたりは気が抜けないところ。また、一見こき下ろすような笑いにもプリンスへのリスペクトがしっかりと感じられ、個人的には好感が持てます。余白がかなり多く字数が少ないため、忙しい人でもすぐ読めると思います。

2017年発行 スペースシャワーネットワーク ISBN-10: 4907435487
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PICTURING PRINCE プリンスの素顔

PICTURING PRINCE プリンスの素顔スティーブ・パークによる写真集です。美麗な写真に、専属アート・ディレクターならではのプライベートな裏話が添えられています。この読み物のほうが本作品のハイライトとも言えます。写真集なら輸入版で十分と思いがちですが、文章の読み応えが相当あるので日本版をお勧めします。UK版が先行して発売されましたが、日本版は16ページ増量されたアメリカ版をベースにしているのも嬉しいところ。実は、個人的に好みではない写真も結構収録されているのですが(!)、改めて大判の写真集で見ると見入ってしまいます。

2017年発行 玄光社 ISBN-10: 4768308724
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