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プリンスのファンサイト 【partymind】spaceparty mind




FOR YOU

  1. FOR YOU
    1人多重録音アカペラですね。何とも浮遊感があって綺麗です。これがタイトルナンバーというのもユニークですが。プリンス黎明期の始まりを告げる高らかな聖歌隊のコーラス。その実、1人何役もこなすプリンスのワンマンショー。オープニングには相応しいんじゃないでしょうか?
     
  2. IN LOVE
    メロ路線の秀作です。出だしの吐息には思わず微笑んでしまいます。とても耳馴染みがよく、よく出来てます。ただ、若干パンチ力に欠けるという、アルバム全体の特徴と一致します。全曲、平均点をクリアしているんですが、突出したものが無い為にアルバム自体が不振に終わったようです。その結果に不満を抱いたプリンスは、次のアルバムで売れ線に走ったみたいですね。完成度の高いものを作れば売れるとは限らない世界、厳しいです。
     
  3. SOFT AND WET
    シンセが変な音出してますね。アルバム中、最もファンキーな曲。MCハマーか誰かがサンプリングしたことで有名になった発掘曲でもあります。後の路線の伏線となる、セクシャルな歌詞にニヤリ。個人的には、あまり重要度が高くない曲ですが。
     
  4. CRAZY YOU
    とても短いバラード。非常に美しい旋律と、控えめな演奏が好印象です。2曲目と同様、メロ路線の秀作です。初期プリンスならではの、珍しい曲調。 ベタですが、個人的には大好きです。「これがプリンスだ」とは言えないのですが、プリンスの歴史を語る上では外せない(当たり前か)重要な初期の好曲。
     
  5. JUST AS LONG AS WE'RE TOGETHER
    モータウンかと思うほどの、ディスコティックなパーティー・チューン。 優等生なんですが、2番手に甘んじてしまうような印象もあります。まぁ、この古き良き曲調が今となっては新鮮だったりもするんですよね。プリパなどでかかると、結構盛り上がる曲でもあります。
     
  6. BABY
    繊細なボーカルが印象的なバラード。プリンスの典型的な作風の萌芽を感じられる曲。とても綺麗な曲です。内容は、 恋人(ベイベー)のことと思いきや、最後でズバリ本物の赤ん坊(ベイベー)に関して歌ってます。タイトルの意味は両方にかかっているんでしょうね。曲と同様、歌詞も非常に優しい雰囲気です。 個人的には、この曲を聴くためにアルバムを買う価値は十分あると思います。
     
  7. MY LOVE IS FOREVER
    これまたモータウン風の曲調でしょうか。悪くないんですけど。他の曲と同様 に優等生どまり。初々しいギター・ソロなど、微笑ましさすら感じられます。プリンスにも、こういう時期があったんだなー程度に。デビュー・アルバムで一世を風靡するアーティストは、潰れることの方が多いですし。このデビュー作があって、初めてプリンスが大成したのかもしれません ねぇ。
     
  8. SO BLUE
    黄昏時の雰囲気を醸し出しているバラード。これも、綺麗な優等生曲ですね。ただ、何度もしつこいですが、初期プリンスの楽曲によく見られる「そつなく及第点をクリアした無難な曲」というイメージがコレにも付きまといます。いい曲なのに、印象はあまり無いです。
     
  9. I'M YOURS
    一転して激しいギター・リフ。今作中、唯一ハード ロックな曲。プリンスが「オレはこんな音楽も作れるし、演奏もできるんだ」と、自らの音楽の多様性を披露したかったのかもしれません。惜しむらくは、 位置づけが中途半端に感じられること。これが最後の曲というのも、なかなかに微妙な…。けど、ある意味貴重です。

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PRINCE(愛のペガサス)

  1. I WANNA BE YOUR LOVER
    初期のプリンスが如何に爽やかであったか。この曲は如実にそれを物語っています。PVでも、ストレートにしたロンゲを振り乱して爽やかに踊ります。ただ、ゲイっぽさを演出しているところは、後の変化の伏線にも思えます。見た目もさることながら、歌も歌詞も繊細で、大概の人が絶対にゲイだと思うでしょうね。当時はマイケル・ジャクソンとブラック・チャートで首位争いをしたという功績があります。自分のキャリアに比べるまでもなく、訳の分からない新人に肩を並べられる。マイケルにしてみたら、さぞ脅威だったのでしょう。
     
  2. WHY YOU WANNA TREAT ME SO BAD?
    売れ線が続きます。(プリンスも公言していますが、アルバム自体が売れ線を狙ったもの)プリンス自身は、それを詐欺と称しています。20歳そこらの新人が言うには、何とも偉そうなセリフですよね。まぁ、それを実証するかのように次のアルバムでは好き勝手やるんですが。曲のコメントは殆ど無いんですが、個人的には重要度が低いです。PVは非常に出来が悪いですね。ギター振り回してるけど玩具みたいです。
     
  3. SEXY DANCER
    当時で言う「ディスコティック」な音でしょうか。タイトにまとまっていて、今聴いても格好いいです。デビュー・アルバムでも少しだけ聴けた、プリンスの地声がチラッと だけ披露されます。爽やか路線のアルバムですが、こういうスパイスが入っているのも魅力ですね。
     
  4. WHEN WE'RE DANCING CLOSE AND SLOW
    非常にスローなバラードです。プリンスのボーカルが、全アルバム中最も女性的で優しいと思います。殆ど囁きに近い歌い方ですが、非常に綺麗です。曲自体は印象が薄いんですが、この声を聴く為に価値のある曲。 フワフワと降ってきて、手で掴もうとすると溶けてしまう淡雪のような脆さと儚さと美しさと…(もはや何言ってるかわかりません。)
     
  5. WITH YOU
    普通にスローなバラードです。前曲ほどではないにせよ、ボーカルが非常に女性的。ジャンル分けすると、プリンスのオカマ路線とでも言うべきでしょうか。ここまで徹底的に繊細でストレートなバラードは初期の貴重な遺産ですね。 やはりプリンスはファルセットが上手いと思うのです。ウン。
     
  6. BAMBI
    一転、激しいギター・リフからハードなロック調に。内容は、なんとレズに関するもの。初期のプリンスの名曲として人気が高い曲です。ハードな曲なんですが、ユニセックスな感じは依然としてあります。恐らくプリンスのボーカル・スタイルの所為でしょうが。 デビュー・アルバムにも収録されていたハードロック路線。セカンドにして、かなり洗練されたような気がします。
     
  7. STILL WAITING
    ほのぼのとしたイントロ。これも綺麗なバラードで秀作です。ボーカル・スタイルは多少粘着気味になります。しかし、曲自体は粘っこくならずに爽やかですね。 名曲ですよ。贅沢を言うと、ちょっと食傷気味になることでしょうか。ずーっとファルセットですからね。
     
  8. I FEEL FOR YOU
    チャカ・カーンがカバーして有名になったような曲。シンセの音が特に古臭く感じますね。これまた売れ線狙いの曲。個人的には、重要度は低いです。
     
  9. IT'S GONNA BE LONELY
    ラストは、余韻を残すバラード。コマーシャルな作りを意識したのが顕著ですね。ただ、このアルバムには優れたバラードが数曲収録されているのに、印象は薄いんですよね。やはり、あまりにオーソドックスな作りだからでしょうか?いずれにせよ、勿体無いことです。

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DIRTY MIND

  1. DIRTY MIND
    レニー・クラヴィッツが授業中ウォークマンで聴いていたというこのアルバム。アルバム自体が、デモみたいなものなので音数も少なくシンプル。しかし、無駄が無い分グルーブが命。言わずもがな自然に体が動いてしまうという、強烈な引力を持った曲です。PVでプリンスは、半裸でコートをまといながら、片手を上げてクルクル回転します。知らない人が聴いたら、絶対見たくないと思うでしょうね…私は見る度に悶絶するんですが、かなりファンキーですよ。性倒錯した若者が方向を間違えて暴走していくようです。
     
  2. WHEN YOU WERE MINE
    耳馴染みの良い曲ですね。ビートルズを参考にして作曲したような。本人のコメントによれば、参考にしたと言うより、レノンを聴いた後に作ったらしいです。そのまんま、影響されてますね…でも、この変幻自在の才能はプリンスの秀でたところでしょう。因みに、シンディ・ローパーがカバーしております。
     
  3. DO IT ALL NIGHT
    へなちょこのシンセ音が遣る瀬無いですね。個人的には、捨て曲に認定です。
     
  4. GOTTA BROKEN HEART AGAIN
    このアルバム中、唯一のバラード。初期の作風で、そんなにアクが強くなくて聴きやすいです。ただ、印象に残らないので、それだけの曲なんですが。その辺の歌手が歌ってそうな曲です。(追記)最近ライブで、凄いアレンジで歌ってくれています。かなり惚れ直したのは言うまでもありません。
     
  5. UPTOWN
    これまたヘナチョコ・シンセ音。でも、それが気持ちいいぐらい、よく出来てます。思いっきり裏返ったファルセットは勢いがあります。熱を帯びてくると、痰がからんだみたいな声になってます(笑)バンド・メンバーのアンドレ・シモンが自らの作曲であると主張していましたが、和解した模様。ジャムの最中の音の権利の所在ってのは難しいんでしょうかね。明らかにハイライト曲の1つですね。
     
  6. HEAD
    シンセが煩いですね…しかし、この耳ざわりな音も慣れてくると快感に変わります。何とも奇妙な曲に仕上がってます。曲の歌詞とともに、プリンスの変態系の曲の中では代表格です。これを聴くと、またもや体が自然に動いてしまう。腰をクイッと動かしたあなたは、かなり中毒ですね。 因みにタイトルの意味ですが、あの箇所の部分名と思っていたのですが、行為を指す意味もあるそうですね。フェラーリ☆
     
  7. SISTER
    短い曲なんで、毎回聞き流してしまいます。勢いがあるといえば、そうなんですが。なんと、近親相姦(!)が歌詞の内容…。歌詞のインパクトに比べて、曲は 「つなぎ」程度の印象しかありません。アルバム通しで聴く時には必要な曲かもしれませんが。
     
  8. PARTY UP
    変態曲が並ぶ中、社会派メッセージを込めた曲です。(説得力があるのかは不明)一説によると、ザ・タイムのモーリス・デイが作曲したらしいです。後半で、当時としては貴重なプリンスの地声が聴けます。

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CONTROVERSY

  1. CONTROVERSY
    音とか古い筈なんですが、今聴いても問題ないです。かなり格好いい!初期プリンスの名曲。PVも含め、もうとにかく格好いい。私は、例の邦題の所為で、「CONTROVERSY=戦慄の貴公子」だと思っていました。英語の辞書を引いた時には愕然としましたね。それはともかく、高らかに宣言される歌詞も良いです。 この不遜なアティチュードはプリンスの魅力の1つであり、今日まで受け継がれているものだと思います。
     
  2. SEXUALITY
    前曲に比べると、こちらは多少音がヘボく感じるけど、まぁ問題ないです。性の解放を高らかに歌ったアジテーション・ソング。PVの脱衣シーンは有名。今でも結構吃驚するぐらいだから、当時の衝撃は如何ほどか。このリズム、体が動いてしまいます。あ、服は脱がないように。
     
  3. DO ME, BABY
    イントロのシンセが耳障りですが、曲自体はプリンスのバラードでも珠玉の出来です。直接的なタイトルが凄いですが、決して卑猥でなくて綺麗です。純粋に旋律だけで涙を誘われそうになるぐらい美しい曲。勿論、後半は熱暴走します。お約束ですね。本当に美しい名曲。例えば、プリンスのバラードを5曲挙げろと言われたら、私は迷わずこの曲を1つに選びます。
     
  4. PRIVATE JOY
    軽快な曲調の割に、ネタが発禁モノです。これまたシンセの音が時代を感じさせちゃいますが御愛嬌。このアルバムの中でも特に安っぽい音色が多用されてます。そこそこ踊れる佳作といった感じでしょうか。
     
  5. RONNIE, TALK TO RUSSIA
    このアルバム、随所に社会的メッセージが盛り込まれてます。ただ、ここまで具体的なのはどうかと思うんですが…プリンスの他の曲に見られるレトリックを駆使した作詞は見事なんですが、この作詞は安直すぎるような。前曲に引き続き、そこそこ踊れる佳作ですね。
     
  6. LET'S WORK
    音的には"HEAD"の直系ですね。相変わらず安っぽいシンセ。でも、曲自体は非常に格好いいです。これの12'か何かがレアらしく高値で売買されているそう。あくまでマニア向けなので、普通の方はこのアルバム・バージョンで踊りましょう。
     
  7. ANNIE CHRISTIAN
    ファルセットではなく、地声で歌っています。(ていうか殆ど喋ってますね)プリンスの作風の過渡期の曲として、重要ではないでしょうか。これも社会派メッセージを盛り込んだ曲。こういう曲が沢山収録されているという点で、このアルバムは異色かも?(前作でも萌芽的な傾向はありましたが)
     
  8. JACK U OFF
    腰が抜けそうなヘッピリ・シンセ音が微笑ましいです。曲調自体は典型的なロックなんですが、ミネアポリス・サウンドで煮込んで、仕上げにプリンスが軽く炒めて隠し味をパラッと入れたようです。曲自体は非常にポップです。

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1999

  1. 1999
    冷戦当時を反映して、奇妙な焦燥感と刹那主義的な逃避が絶妙に混ざった曲。「心配しないで」と言う割に、非常に心配になるイントロに、一度聴いたら忘れられないシンセ・リフが続きます。今聴けば安っぽいかもしれないけど、煌いたシンセ音が光っています。段々と期待が高まるリレー・ボーカル も非常に格好良い。もちろんプリンスはトリで渋くまとめます。この人の、こういうパターンは特に強力ですね。はっきりと、独特の鼻にかかった地声で歌っているプリンスは新境地っぽいかも。歌詞もプリンスの存在感を知らしめるに十分なインパクトを持っていますね。「これを書いた時は夢の中だったんだ。だから、もしぶっとんでたら許して」 ラストの「ママ、どうして皆爆弾持ってるの?」も印象的。1999年には新録でリリースもされましたが、この頃のプリンスが持つ怪しさが薄れていたような気がします。
     
  2. LITTLE RED CORVETTE
    哀愁漂うイントロは永遠に聴きつづけたくなるくらいドラマティックですね。非常に甘いメロディに聴きやすい演奏。80年代の美味しいところを凝縮したような曲でしょうか。実際、ブレイクスルーの突破口を開いた重要な曲です。1999のケツと繋がってますね。でも、自分でベストを作ろうとした時に、音がカブっている曲は不便なのですが。
     
  3. DELIRIOUS
    エディ・マーフィーがTV番組「サタデー・ナイト・ライブ」で披露したコメディ・ライブのコンピレーションビデオのタイトルでもあります(Kassieさん情報提供ありがとうございます)それだけ彼はこの曲がお気に入りだったとか(PURPLE RAINのライナーにも書いてますね)安っぽいシンセが何だか滑稽で違和感がありますね。中身は典型的なロックなんですが、変わった手法で試みてます。歌詞は「お前、クラクラきちゃうぜ」ていう感じなんでしょうか。お茶目な感じでいいです。
     
  4. LET'S PRETEND WE'RE MARRIED
    ポップな佳作といった感じですね。でも、ちょっと長すぎるかも。邦題は→「夜のプリテンダー」(涙)うーん…プリテンダーって何?って感じですね。中途半端な訳には泣かされます。どうせなら「夫婦ごっこ」とかいう邦題にしたら。
     
  5. D.M.S.R
    DIRTY MIND以来のフレーバーを昇華させたような感じでファンキーです。CD化の際に、何故この曲を外したんでしょうね。これが外れると、アルバム全体のバランスが変わってきます。何となく原始的で、かけあいが特徴的なナンバー。ダンス・ミュージック・セックス・ロマンス。この4つの要素は、正にこの時期のプリンスの全てという感じがします。
     
  6. AUTOMATIC
    A・U・T・OMATIC"というフレーズは言葉遊びが好きなプリンスらしくて微笑ましいです。後半が多少冗長になっているような感じが否めないような気もしますが。ライブとかで、この曲のフレーズがチラッとかかるとハッとさせられます。SMごっこを延々と繰り広げるPVも印象的ですが、当時としてはやりすぎかも。殿下の怪しさは、全クリップ中でもトップクラスでしょうが。プレイボーイチャンネルで放送されるだけあります。。。うただヒカルさんの曲が有名になっちゃいましたが、別モノです。
     
  7. SOMETHING IN THE WATER (DOES NOT COMPUTE)
    切羽詰まったような伴奏に合わせて切々と歌われる寂しい歌詞。プリンスの女々しさが発揮されていて、とても素晴らしい。ひきこもり一歩手前のような歌詞も、プリンスのナイーブさと作曲能力があるから昇華されるんですね。これが単なる独り言なら、ヤバい人になっちゃいます。「水道に何かが混ざっている」という被害妄想を抱えた神経質な人間の歌。文字にするとエゲつないけど、、それがこんなに美しいのです。
     
  8. FREE
    ストレートなファルセット・バラード。オーソドックスな作りで安心して聞けますね。非常に感動的なナンバーです。 ただ、同じ系統の曲の中では、比較的印象が弱いような気がします。自由は終始彼が求めていくテーマでもあります。(SLAVEと頬に書くに到るまで、、、)
     
  9. LADY CAB DRIVER
    「タクシーの運転手のおねぇさん」このアルバム中の他の多くの曲と同じく淡々としているんですが、中でも特にこれは淡々としているのが功を奏しているでしょう。非常に格好いいです。後半は発禁ネタなんですが、英語が分からなくて良かったということで…7曲目と同様、クールな肌触りなんだけど、中身は火傷しそうに熱いです。ご多分に漏れず、後半は熱暴走するんですけどね。これも名曲でしよう。
     
  10. ALL THE CRITICS LOVE U IN NEW YORK
    ひたすら単調な繰り返しですね。もっといじればファンキーになったと思うんですが。このアルバムで唯一、重要度が低い曲です。悪くは無いんですが。。ただ、2002年あたりのツアーでは、この曲をもじって公演先の土地の名前を歌っていましたね。あれは印象的でした。
     
  11. INTERNATIONAL LOVER
    殿下お得意の、ファルセット粘着質バラードです。自己悦に入っていて仰々しいんですが、ギリギリのラインで聴かせます。ナレーションとかしつこさは随一なので、プリンス嫌いな人には耐えられないでしょうね。"DO ME BABY"を経てこの作品以降、プリンスのやりすぎバラードの王道スタイルが確定したような気がします。それにしても、何という曲名ですか。。

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PURPLE RAIN

  1. LET'S GO CRAZY
    イントロが非常に格好いいです。アルバム(映画)の始まりを寶かに告げるプリンスの語りに胸躍ります。その演説(?)から、しだいにリズムに乗って盛り上がっていく下りはたまりません。全米1位を記録したプリンスの代表曲の1つ。アルバム・バージョンは映画より短くアレンジされてます。でも、紫のバナナって、、、本当に狂ってますね。それがいいんですけど。因みに当初は神について歌う内容だったらしいですが、ワーナーから差止めを受けたとか。
     
  2. TAKE ME WITH U
    非常にコマーシャルな曲っぽいですね。とっつきは良くてよく出来てると思いますが。らしからぬ曲調でデュエットなので、プリンス嫌いな人は聞きやすいかも。個人的には嫌いではないんですが、特に取り上げる必要もないかなと…
     
  3. THE BEAUTIFUL ONE
    大昔、拙い英語力で聴いた時、"BABY BABY"って言ってるから子守り歌と勘違いしてました(本当は濃いラブソング)裏声粘着系バラードで耽美さが光ります。ボーイ・ジョージが嫉妬し、マライア・キャリーがカバーしたという、非常に美しい曲です。プリンスが歌うと、最後の方が熱暴走。やり過ぎと言われようが、それがまた情熱的で良いのです。映画のシーンも印象的でしたね。
     
  4. COMPUTER BLUE
    イントロではウィンディ&リサの卑猥なやりとりが。ウブだったころは、この曲を聴く度にやましい気持ちになってました。歌う個所は短いんですが、その後の演奏がまた格好いい。映画の中で、プリンスの父親がピアノで弾いていたメロディ。通称"Father's song"ギターで演奏するのも非常に格好良いです。名前もいいですね。私"COMPUTER"って響きに弱いんです。タイトルからして、切なすぎる。その後の"MY COMPUTER"に並ぶIT(?)名曲。
     
  5. DARLING NIKKI
    プリンスのスケベな部分の極めつけじゃないでしょうか。粘着質で、気持ちの良い変態音が癖になります。プリンスのボーカルの質に最も適合した曲でもあるような気も。曲の後半で、逆回転のボイスがウヤウヤ唸ります。逆回転させれば何を言っているのか聴き取れます。"Hello, how are you? I'm fine 'cuz I know that the lord is coming soon. Coming, coming, soon."ビデオ"パープルレインツアーライブ"では、この「正回転」させたSEが聞けます。(Kassieさん、情報提供ありがとうございます)後半は熱暴走します。かなり熱くて火傷しそう。ある友人にこのアルバムを貸したところ、この曲の最後で断念してしまいました。
     
  6. WHEN DOVES CRY
    ベースラインを省いた音は最小限の構成で完成されているかのよう。初めて聴いた時、抗いがたい「音」に打ちのめされました。出だしから最後まで、とにかく気を抜く暇も無いという。プリンスの曲の多くは「真摯に向かい合わなければ」という気持ちになるんですがこの曲は、その極致ですね。映画を観て、更に理解できる歌詞が秀逸。若い情熱が歪みながらも昇華した名曲だと思います。個人的にはプリンスの全作品の中でも、この曲の歌詞はベスト10に入ります。後半の展開が、一粒で二度どころか何度でも美味しいです。ここまで悲しくて美しい歌は無いと思います。「鳩が 泣く時」、、、、、泣けます。
     
  7. I WOULD DIE 4 U
    多幸感に溢れた名曲。これも歌詞が素晴らしい。プリンスの汚れた純愛の極致かも。素で朗読すると赤面しそうな歌詞ですが…幼い私は初恋(片思い)の人に、この曲を重ねていたりしました。なので、非常に思い入れの深い曲。昔で言うハイエナジー調ですが、未だに色褪せないですね。その点は打ち込みに頼らずに作曲するプリンスの面目躍如でしょうか。
     
  8. BABY I'M A STAR
    7,8、9はライブ録りから作っているんですが、この曲は完全に前曲と繋がっています。確信犯的なプリンスが、完全なブレイクを予告した劇的な曲ですね。"1999"で、ある程度スターに並んだとはいえ、世界的ヒットを導いたこのアルバムにこの曲が入ってるとは出来すぎです。映画ではラストに使用されています。ライブ等でも、非常に盛り上がる曲です。最高のパーティ・ソングですね。
     
  9. PURPLE RAIN
    今や、スタンダードといってもいいでしょうね。愛と憎悪の矛盾で傷つく悲しみを、優しさが包み込んでいくような、そんな美しい曲です。結構侮られることがあるようですが、スタンダードになる理由というのはあるわけで。このアルバムは、本当に映画と内容がシンクロしていて見事だと思います。特に6曲目からの展開は圧巻ですね。さて、この曲ですが。映画と同じく一曲丸ごと収録されているので、非常に長いです。後半は余韻たっぷり。ていうか催眠効果もあり。ギターソロが素晴らしいです。

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AROUND THE WORLD IN A DAY

  1. AROUND THE WORLD IN A DAY
    父親との共作。イントロの叫びが印象的ですね。プリンスの曲はイントロで腰砕けの声が沢山収録されていますが、これはベスト5に入るインパクトです。オリエンタルで不思議な雰囲気が結構好みだったりします。一曲目で、いきなり前作のイメージを完全に覆してしまいますね。当時、このアルバムは"PURPLE RAIN"と同時に作ったと言われていました(実際は"PURPLE RAIN"の録音が完了した後にレコーディングされたそうですが)
     
  2. PAISLEY PARK
    こちらも一曲目同様、 サイケというか、不思議な曲調です。この曲の直系として"PARADE"の、あの不思議な曲があるような気がしないこともないような。後に自らのレーベルを同曲名と銘打つくらいだから、思い入れがあるんでしょうか。ところで、ペイズリー・パークって、どんな公園でしょうね…
     
  3. CONDITION OF THE HEART
    構成が仰々しいですが、曲自体は非常に美しいです。インストでもかなり綺麗な曲になると思います。ファルセットバラードの1,2位を争う曲ですね。非常に地味なんですけど、名曲だと思います。精神性の高い感動的曲です。
     
  4. RASPBERRY BERET
    ガラガラ声で歌う殿下が新鮮。殿下版みんなの歌といった感じでしょうか。明るくてポップな曲です。PVもキュートなんですが、青ひげが強烈(笑)衣装も、、振り付けも、、狙ってやってるのか、単純に好きなのか。。。とにかく「プリティ」という表現に尽きます。でも、この曲があるから、殿下の評価が揺るぎないものになったのかも(多様性という面において) 。実はこの曲、"USA for Africa"に提供を申し出たらしいですが、収録は実現しませんでした。確かに、あのアルバムには似つかわしくないですよね。。
     
  5. TAMBORINE
    トイレに行きたいのを我慢してるような性急なリズム。それに乗っかるのは、温度差のあるクールなボーカル。時々感極まって狂ってるようなファルセット。嬉しくて仕方なくて、1人でジタバタしてる時のイメージでしょうか。相変わらず後半は熱暴走してます。
    あ、これ全部褒めております。この曲の持つアバンギャルドさを文章で表現しようとすると、こうなりました。誤解無きよう(笑) 好きな曲です。
     
  6. AMERICA
    非常に耳馴染みのよいフレーズ。プリンスにしては異色の曲調だと思います。個人的には、題材がアメリカってのが白けるところなんですが。アルバム・バージョンはフェイド・アウトで終わります。これの12'は凄いらしいです(長さが)
     
  7. POP LIFE
    「ポップに生きなきゃ人生ファンキーにならないよ」この曲の歌詞は本当に素晴らしいです。メロディも非常に綺麗。諭すような穏やかさが、かえって感動的です。ジュディマリのユキさんがプリンスの大ファンで、この曲を自バンドのアルバムタイトルに引用したのは有名。あえてストレートな作りじゃなくて違和感があるような曲調が効果的ですね。
    「ポップに生きなきゃ人生ファンキーにならないよ、分かった?」とか言われても日本人にはピンとこない気がしますが、ここはフィーリングで。
     
  8. THE LADDER
    実父との共作。仰々しい作りです。このアルバムのメインテーマなんでしょう。耳に残るメロディが印象的。もう少しシンプルにやってくれたら大好きなんですが。
     
  9. TEMPTATION
    曲の最後では、プリンス自身の悔悟が披露されます。前曲と同じく、とにかく仰々しい作り。「やりすぎ」はプリンスの良いところなんですが、これは付いて行けないです。ただ単に五月蝿いだけ。この時期のライブでも、自己悦に浸りすぎるところがあって多少退屈なんですが、そういう点が共通しますね。プリンスの曲で、完全に嫌いな曲は殆ど無いんですが、これはその数少ない1つです。後半ではプリンスの1人芝居が楽しめます。これは結構貴重かも。

PARADE

  1. .CHRISTPHER TRACY'S PARADE
    何だか「凄い」、変なドラムの音でいきなり違う世界へ。このアルバムの始まりを、高らかに告げるファンファーレとでも言うべきでしょうか。皆で歌って、何かバンド全体が体当たりしてくるような勢いです。一筋縄ではいかない演り方が格好いいです。
    パレードというテーマは、このアルバムに一貫する感覚だと思います。賑やかにやってきて、楽しくて不思議で素敵で、あっという間に過ぎ去ってしまう時間。
     
  2. NEW POSITION
    一曲目から一転。おちょくったような感じの歌です。(プリンス風ファンクネスの真骨頂ですが)「新しいポジションを試してみないと」
    ホーンがブリブリいってて、つい体が自然に動いてしまいます。とにかくファンキーで格好良い曲なのです。
     
  3. I WONDER U
    このアルバムの流れは恐ろしいです。単体で曲を切ったら、これほどの効果は得られなかったと思います。最初の曲から、さながら音の百面相。前曲からこの曲を繋げるあたりが滅茶苦茶と傑作の紙一重。この抗いがたい旋律は凄い引力を持ってます。次の曲と同様、デカダンな美しさがありますね。殆どプリンスは歌ってないですが、問題なし。
     
  4. UNDER THE CHERRY MOON
    前曲と繋がる感じで、内容的にも同じ系統。こっちは更にダウナーというか、アンニョイというか。でも、歌詞も旋律も、怖いような美しさがありますね。プリンス全作品の中でも、こういう系統の曲ってのは稀です。
    クスリをキメない(であろう)殿下にしては貴重なドラッギー・ソング。もちろん、レボリューションの影響を抜きにしては語れないんでしょうけど。
     
  5. GIRLS & BOYS
    七色変化は伊達じゃない。またもやガラリと曲調が反転します。前の曲の流れを期待していたら、腰砕けそうです。お遊戯に近いぐらい、おちょくりファンキー炸裂な曲。これに合わせて踊る振り付けも、何と言うか、、大人のお遊戯ですね(何か怪しい) 。
    しかし、この頃のプリンスは「天才」という形容が本当に相応しい。こんなエゲつなく格好良い曲を作って歌って…。
     
  6. LIFE CAN BE SO NICE
    性急で不安定な感じで突っ走ります。一曲目に通じる勢いもありですね。なんというか、とにかく「変」な曲です。この違和感が受け入れるかどうかが、このアルバムの好き嫌いを分ける気がします。ものすごく前衛的とも言えるし、ただ単に楽しんでる気もするし。
    アバンギャルドさでは、プリンスの作品の中でも随一です。
     
  7. VENUS DE MILO
    綺麗なインストです。リチャード・クレイダーマンばりに、イージー・リスニング演ってます。前曲が過激だったので、耳休めには丁度良いですね。 アナログでは丁度A面のラストにくるという気の配りよう。しかし、本当に七変化です…、このアルバム。
     
  8. MOUNTAINS
    映画ではラストに流される重要な曲(多分)曲の感じは、1と6の路線です。これまた非常に勢いあり。"KISS"と同様、思いっきり裏返ったファルセットの具合が、非常にそそります。 ファンの間ではかなり人気のある曲ですが、私はそれほど大好きな訳ではありません。普通に好き、という感じでしょうか。
     
  9. DO U LIE?
    あれ?っと。肩透かし的なクッション曲です。これまた耳休め的な、非常に聴きやすい和み系の曲です。イントロの子供の声が、プリンスとしては異色ですね。軽視しがちですが、こういうクッションが作用してるからこそ、このアルバムの流れは秀逸なんだと思います。 おフランスに傾倒していたプリンスのおフランス帰り・ソング。
     
  10. KISS
    このアルバムは殆どノンストップなんですが、前曲からイキナリこれです。覚悟してないと、腰が砕けるので要注意です。もともとは提供曲として作成したというのは有名な話。 売れそうだったので自分のアルバムに戻したなんて、したたかな殿下(笑)その目論見は見事成功する訳ですが。
    しかし、この才気走ったアレンジは天才的ですね。なんと、こんなにクセの強い曲なのに全米1位を記録してます。プリンス自身は、このアルバムに関して「KISS以外は誇れるものが無い」とコメントしたそうです。それは謙遜というか、当時の勢いを持つプリンスならではの名言だと思います。
     
  11. ANOTHERLOVERHOLENYOHEAD
    曲のつながり的には、一番まともかも?ま、そんなことはどうでもいいんですが。プリンス得意の哀愁系ソング。歌詞なんかも、非常にプリンスらしいです。私なんかは非常に好きなんですが、このアルバムの中では普通過ぎるかも?
     
  12. SOMETIMES IT SNOWS IN APRIL
    アンニョイで大層なイントロ。プリンスの歌声が非常に優しくて泣きそうになります。歌詞が、儚くて美しいです。映画における主役のプリンス自身の死を、自ら悼むという倒錯も彼ならでは。ある意味ナルシズムの究極のような 。曲自体は普遍的な名曲。
    4月に雪が降ることもある、時には悲しみに身を沈めることもある…

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SIGN O' THE TIMES

DISC ONE

  1. SIGN O' THE TIMES
    タイトであればあるほどいいプリンス美学の極致でしょうか。(ちょっとスライの某曲に似てる節が無きにしも非ずですが)これは紛れもない名作です。これを聴く度に、「歌」の意味を考えさせられます。淡々と歌い上げることによって効果を上げている作品の代表格。スガシカオも「理解するのに数年かかった」とコメントするぐらい、深みのある曲です。表面的には単調な曲なのに、恐るべしです。
     
  2. PLAY IN THE SUNSHINE
    まるで一曲目がイントロであったかのように演奏される、アッパーなロック。パーティ・ソングっぽいノリですね。ただ、おちゃらけファンキーソングより幾分ストイックな印象を受けます。単に曲調がロックだからなのかもしれませんが。1999のように、開き直ってパーティしながらも悲壮感が漂うという。 そんな感じでしょうか。
     
  3. HOUSEQUAKE
    カミール名義の代表曲ですね。後のブラック・アルバムにも通じる、「プリンス風蒸留ファンク」。蒸留なので、不純物は入ってません。その代わり酔いが回るとキくんです、これ。音数に頼らずタイトにグルーブを作り出しています。 格好よすぎます。ライブも勿論最高なのです。シャラップ!オーレリィ!ダン!
     
  4. THE BALLAD OF DOROTHY PARKER
    コード進行が必要以上に複雑らしいです。何故、こんなややこしい作り方をしたのかは謎…。恐らく、プリンスが「次はこんなのやってみよう」というノリで作ったのだと思いますけどね。でも、実験作にしては、非常に良くまとまってます。歌詞とともに摩訶不思議な曲ですね。 なんだかトリップしてしまいそうな浮遊感が気持ちいいです。
     
  5. IT
    "PARADE"の延長にあるようなドラムが印象的。怒鳴りボーカルで、延々と。個人的には、もっとクールにしたらファンキーだったと思うんですが。ただ、アルバム全体として見ると、この曲も入れとくべきかなとは思いますが。
     
  6. STARFISH AND COFFE
    可愛らしい目覚ましのイントロ、結構音がデカくて吃驚。プリンスにしては異色のポップな曲。なんのひねりもなく、純粋に良い曲です。プリンス嫌いな人でも、この曲嫌いな人は少ないと思います。しかも、アルバムに収録されたのはデモ・バージョンらしいです。更に吃驚。ていうか、やり過ぎ。歌詞は不思議な感じで素敵です。
     
  7. SLOW LOVE
    ディズニー・ランドから一転、どこかのバーでまったり。大人のバラード。つくづく、脈絡の無い曲同士が雑然と(しかし整然と)並べられていますね。バラエティに富んでいるという点では、このアルバムの右に出る作品は無いと思います。まぁ、このアルバム自体が、同時期の楽曲を寄せ集めて作られているから当然といえば当然ですが…。それが最大の魅力になっているというのが、プリンスの才能の凄さ。
     
  8. HOT THING
    粘っこく、ファンキーな曲。プリンスが偶に作るJB風の曲ですが、幾分プリンス色が濃いですね。歌詞の内容なんかはプリンスそのものですし。途中の掛け合い等、JBまんまってのもありますが、狙ってるところが憎い。確信犯ですね。 しかし、格好いいです。ホッスィーン♪
     
  9. FOREVER IN MY LIFE
    音数が少ない上に、まるで目の前で歌っているかのようなプリンスのボーカル。最初は退屈な曲と敬遠してました。しかし、これはすごい名曲です。初めてこの曲で泣いた時は、本当に嬉しかったです。非常にスピリチュアルな内容で、切実なボーカルが涙を誘います。 虚飾の無い、誠実なメッセージ。

DISC TWO

  1. U GOT THE LOOK
    カミール気味のボーカルとシーナ・イーストンのデュエットです。"PARADE"の素材をタイトにして、幾分ロックっぽくしたような感じですかね(適当)実は、私は個人的にあまり好きじゃない曲です。BGMとして聴くにはいいんですけど、聴き入るには向かないような。チャート的には健闘したらしいですが。分からない…
     
  2. IF I WAS YOUR GIRLFRIEND
    結婚式(?)のイントロからの流れは秀逸。私はこれを聴く度に、プリンスに出会えた幸せを噛み締めます。美しすぎるメロディ・ライン。繊細な歌詞。カミール名義の曲で最高傑作だと思います。最初に聴いた時は、何とも言えない「声」に惹かれました。ヘッド・フォンで聴いた時の衝撃は今も忘れません。TLCが原曲に忠実にカバーしているので、割と有名かもしれませんね。
     
  3. STRANGE RELATIONSHIP
    前曲に引き続き、カミール哀愁系です(意味不明)非常に印象的な旋律で、一度聴いたら覚えてしまいそうです。これまた、プリンス節の真骨頂。すごい好きな曲です。歌詞がプリンス的「恨み節」というか、もう共感しまくりです。男子諸君は切ない青春時代の失恋に曲を重ねてジュンとなり、女子諸君はプリの庇ってあげたくなる弱さに胸キュンなのですよ(多分)。
     
  4. I COULD NEVER TAKE THE PLACE OF YOUR MAN
    プリンスらしからぬ、明るくてヒネりの無い(比較的)ストレートな曲。(プリンスが歌うと多少暗くなるようですが)ポップさでは白眉になっております。ライブで聴きたい、もしくはライブ版を収録してほしい曲。というのも、この曲に関しては圧倒的にライブ版のアレンジの方が格好いいと思うのです。
     
  5. THE CROSS
    同じフレーズを、前半と後半で歌い分けるところがドラマチックです。前半は非常に静かに歌い、後半は激しく変化します。宗教的な内容ですが、感動的です。ズバリ十字架の歌なんですが、後に"THE CHRIST"と改名して歌ったりしてます。ラリー・グラハムの影響でしょうが。私は、十字架の方が好きです。
     
  6. IT'S GONNA BE A BEAUTIFUL NIGHT
    ライブの音源を使用してるから臨場感がありますね。ドラムから次第に昂ぶっていく展開が素晴らしい。秀逸なパーティ・ソングだと思います。色々詰まってて、非常に美味しい曲なわけですが、ボーカルも入り乱れております。 有名な「オーウィーオー、ゥオー」という節は、某映画からの引用らしいです。
     
  7. ADORE
    "CRUCIAL"から差し替えられた重要曲。プリンスのファルセット・バラードの中でも大作の部類に入る曲かな?優しく諭すように歌われるボーカルが綺麗です。時々、熱っぽくなりますが、概ねナイーブ。題名通り、慈しみに溢れる曲。 これを聴くたびに、自分が女の子に生まれなかったことを後悔したり、しなかったり。

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LOVESEXY

  1.  I NO
    幻想的な音で始まり、イングリット・シャベスの印象的な喋り声からスタート。そこへ、青天の霹靂でプリンスが登場。突然お祭り騒ぎになります。この曲の元ネタが確か"THE BALL"(舞踏会場)か何かだったと思います。そりゃお祭り騒ぎの音で然るべきですね。前作までのタイトにまとめる作風に反して、この冒頭の賑やかさは非常に印象的。非常に活き活きと演奏される為、このアルバムの魅力になっています。悪く言えば散漫な印象を受けかねないんでしょうけど、そこは流石プリンスなのです。
     
  2. ALPHABET ST.
    前曲と繋がったような作りになっています。さながら、お祭り騒ぎの場内に流れるアナウンス。ざわつきながら、次の曲を期待するオーディエンスの気持ちはリスナーも共有するものでしょう。その雰囲気を突き破るように、プリンスの「な~ぅ」という叫び声が響き渡ります。プリンスの曲の中でも、腰砕け度が非常に高いイントロです。かなりフザケ具合の高いファンキーな曲ですが、これがダサ格好いい。関係ないですが、この曲はPVもダサ格好いいので大好きです。
     
  3. GLAM SLAM
    爽やかでありつつ、厳かな感じをも湛えています。曲自体はポップなのに、決して軽くならないように思えるのは何故なんでしょう。個人的には、このアルバムのハイライト曲の1つです。ファンの間でも人気が高い曲 だと思います。"I WISH U HEAVEN"同様、心が綺麗になるような、そんな魅力を持った曲。そういえば、昔はグラム・スラム横浜なんてのもあったそうです…。リアルタイムでは知らないんですけど。
     
  4. ANNA STESIA
    イントロのピアノの一音で既に身震いがします。そしてドラムと同時に静かに歌が始まると、ひたすら聴き入るしか術はありません。歌詞が、プリンス節の極めつけ。凄まじく素晴らしいです。宗教的な内容ですが、普遍的な意味でしょう。"Love is god. God is love."という後半のリフレインは、このアルバムのトーンを支配しているように思います。「巷の音楽が遅れてる」というフレーズも歌われていますが、この時期のプリンスは驚異的です。ライブでの弾き語りも必見ですね。私が最も好きな曲の1つ。
     
  5. DANCE ON
    一転して、ブリブリと賑やかな音の洪水に。踊りつづけるといっても、能天気なものではなく、1999のような悲壮感が背後にあるもの。曲も明るいとは言えず、アイロニックな仕上がりになってます。変則的な音のフック等が楽しいです。性急な感じが強迫観念的で中毒性高いと思われます。 ダンソン♪
     
  6. LOVESEXY
    どうでもいいけど、このLOVESEXYって造語、凄いと思います。プリンスならではの発想というか。普通思い浮かばないと思うんですが。さて、曲は賑やかで音の洪水に圧倒されますね。途中で声の速度が変わる遊びは楽しいです。 タイトル曲としては、若干弱いと思うのですが、そんなことは問題じゃないのです。
     
  7. WHEN 2 R IN LOVE
    これは"BLACK ALBUM"に収録されていたものです。何故最初に"BLACK ALBUM"に収録したんでしょう?LOVESEXYにぴったりの曲だと思うんですが。全くいじらずに、そのまま曲をシフトしたのに違和感がないです。まぁ、"BLACK ALBUM"においても、この曲は異色でしたが。曲に関するコメントは"BLACK ALBUM"を参照して下さい。
     
  8. I WISH U HEAVEN
    非常に爽やかで、清浄な印象を受けます。清らかな音色に精神的なメッセージが乗ります。「あなたに愛を、あなたに天国を」宗教的な内容といえども、内容は普遍的な愛を歌っています。歌詞が非常に可愛いというか、ジェントルというか、フェミニンというか。とにかく優しさに溢れる名曲です。 もう大好き。
     
  9. POSITIVITY
    起承転結著しく、後半にはオリエンタルな感じまで漂う変わった曲。プリンスの布教の締めくくりということもあり、直接的なメッセージが歌われます。ラストの印象的なメロディが、異世界へと誘います。その部分を聴きたい為に、CDを最初から聴くのは私だけではないと思います。 (ヨーロッパ盤を持っている人は別ですが…)それが許されるのはこのアルバムだからでしょう。因みに、最後の水の流れる音は、アルバムの冒頭へと繋がっているそうです。

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BATMAN

  1. .THE FUTURE
    映画からの引用でスタートするイントロが格好良いです。なんとなくアクの抜けたプリンスのボーカルが新鮮。アルバムのコンテンポラリー具合に適合するように、この曲も時代のフィルターで洗練されてますね。多少、時代の音に迎合した感じがしないでもないんですが、今聴いても格好良いです。あとは、歌詞の内容が暗示的で意味深なので要注意。
     
  2. ELECTRIC CHAIR
    この曲も新境地ですね。ただ単にサウンド面で変化したのかもしれませんが。プリンスにしては大人しい(色んな意味で)作りではないでしょうか。
     
  3. THE ARMS OF ORION
    これは完全にプリンスのアクが抜けきったバラード。シーナ・イーストンとデュエットしてます。オーソドックスな秀作で、聴かせます。非常に美しく、ヒネりが全くないストレートな作りです。このアルバム全体がコンテンポラリー寄りに作られているんですが、この曲は特に顕著。
     
  4. PARTYMAN
    ジョーカー(ジャック・ニコルソン)のサンプリングでスタート。映画で、そのまんまな場面で使われました。カミールボイスがファンキーに歌う、まさにパーティ・ソング。コマーシャルな作りになっています。PVでは、ジェミニに扮したプリンスが暴れまくります。一番楽しんでるのは、恐らくプリンスでしょうね。
     
  5. VICKI WAITING
    粘っこい曲で、プリンス度高し?まったりと糸を引きそうに演奏してます。ただ、これまでのプリンスに比較するとサウンド面での変化があります。このアルバム以降は、全てがこの音色にシフトするんですが。
     
  6. TRUST
    映画でさりげなく使われていた曲。軽快なイントロから、全体的に非常にコマーシャル。9の流れでハイライト的な役目をしているようです。曲調に反して、歌詞は軽くないです。
     
  7. LEMON CRUSH
    重厚かつ艶っぽい印象を受けます。サビで重ねたコーラスは、特に今後の作風に顕著になります。個人的には、サビをエフェクトに頼るのは嫌いなんですが。しかし、かなり格好いいです。サウンド的には賑やか。80年代後期の、音数を減らす作風は影を潜めました。
     
  8. SCANDALOUS
    プリンスらしさが薄い印象を受ける今作で、やはりホッとするファルセット・バラード。確か父親と共作した曲だったと思います。粘着系でセクシー路線の定番。分かりやすく言えば"INTERNATIONAL LOVER"路線。
     
  9. BATDANCE
    私がプリンスをリアルタイムで経験した重要な曲です。幼き日に、私はコレを飽きるまで繰り返し聴いて、本当に飽きてしまったという経緯があります。「音」がとにかく時代の先端のちょっと上を行ってましたね。昔、TVでやっていた「バットマーン♪」という例のテーマ曲を意識して作ったのは明白ですね。プリンスなりの今風解釈バットマンテーマ曲。本人も大好きというバットマンに対する愛情が感じられます。日本ではイマイチだったらしいけど、バットマン・ブームの一端を担った実力十分。

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THE SCANDALOUS SEX SUIT

  1. THE CRIME
  2. THE PASSION
  3. THE RAPTURE
  4. SEX
  5. WHEN 2 R IN LOVE
  6. THE PURPLE PARTY MIX
  7. PARTYMAN MUSIC MIX
  8. PARTYMAN(THE VIDEO MIX)
  9. FEEL U UP(SHORT STROKE)

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アーカイブ

 

全曲解説(1978 - 1989)

各アルバムに収録されている、それぞれの曲にコメントを書いています。リミックス、ライブ版などは省略しています。かなり以前に書いたままなので、気が向いたら推敲しています。

 

Notice

私はコレクターではありませんし、ブートの類にも興味はありません。掲載しているアイテムは、マニアの視点から見れば非常に中途半端なものですので悪しからず。
また、自分の好きな曲が否定的に書かれていたら、少なからず気分を害されることがあると思いますが、それは私の本意ではありません。基本的にはすべての曲は異なっていて、すべて素晴らしいと思います。

 

全ての音を再生するスピーカーTIMEDOMAIN/
Yoshii9 119723