- CAN'T STOP THIS FEELING I GOT
軽快なロックです。何と言うか、表面を撫でていくような印象です。耳馴染みはいいんですが、個人的には重要度が低いです。
- NEW POWER GENERATION
90年代以降のプリンスの作風が顕著な、アッパーな曲。「お前のファンキーな武器を降ろせ」「俺達は新しいパワーの世代」上手く訳せない語群が、何とも力強いです。"NewPowerGeneration"は、以降のプリンスのキーワードになります。歌詞も挑戦的で、宣言的な内容です。格好いいです。
- RELEASE IT
ザ・タイムが歌います。映画ではプリンスの声のサンプリングが強引な展開で使用されてます。ちょっと笑えるところなんですが、そこは御愛嬌。モーリス節が生きてます。
- THE QUESTION OF U
シャンソンの「枯葉」に似てるような…?奇妙な音色を選んでいるので一筋縄ではいきませんが。ベースは非常に美しい曲。ここまで哀愁に浸った曲も珍しいです。真剣に聞いていたらこみ上げてくるものがあります。ホリー・コールもカバーしていますが、オーソドックスな名曲という感じに仕上がっています。こちらも必聴かと。
- ELEPHANTS & FLOWERS
カミール系ファンクの昇華型といえる曲でしょうか。ボーカルが今までに無かったようなスタイル。尖っているけど丸いような、そんな感じです。丁度、この時期のプリンスらしい、過渡期の良さが出てるような気がします。個人的には難解で、好きになるまで時間を要した曲です。
- ROUND AND ROUND
テヴィン・キャンベルが歌うナンバー。まぁ、悪くないという感じですかね。個人的には、この曲も重要度が低いです。テヴィンの声はいいと思うんですが、正直好きになれないんですよね。。
- WE CAN FUNK
一転、かなり格好いいファンクです。ジョージ・クリントンとのデュエット曲で、粘着質系。下からこみ上げるようなグルーブが渋いです。個人的には、このアルバムのハイライトです。これのデモバージョンか何かを聞いたことがありますが、プリンス1人で歌ってても十二分にイケルんじゃないかという感じがします。
- JOY IN REPETITION
前曲と繋がっています。前の曲の余韻が冷めやらぬ喧騒の中、曲が始まる展開は"LOVESEXY"風ですね。不思議な引力を持つバラード。奇妙な旋律に、地声のまったりとした粘着質の声が乗ります。始めの語り口調から、どんどんと高揚していくパターン。一度ハマってしまえば麻薬のようにクセになること請け合い。
- LOVE MACHINE
タイトルは、モーニング娘。の方が有名になりましたね(涙)個人的には、重要度が低い曲です。こういう曲群が混じっているのが、このアルバムの良さでもあるんでしょうか。。。"PURPLE RAIN"の時と違って、プリンスは寛大になりましたね。
- TICK, TICK, BANG
変わった曲調です。ちょっとフザケたような感じかな。ただ、音の違和感があって、かなり耳馴染みは悪いですね。これも好きになるまでに、かなりの時間を要しました。
- SHAKE!
ザ・タイム再び。彼ららしい、能天気なナンバー。悪くないです。このアルバムは、本当に特殊です。複合アーティストによるサントラに徹してるんでしょうけど。。。結局殆どプリンスが1人でやってるんですよね。
- THIEVES IN THE TEMPLE
綺麗なミディアム・テンポの曲。シングル・カットされて、イマイチ伸びなかったらしいです。良い曲ですが、売れ筋狙いとしては不発気味ですね。中途半端にコマーシャルだったのかな。個人的には、ストイックな感じが割と好きです。コーラスの重なり等は心地良い響き。これも過渡期プリンス的な曲ですね。
- THE LATEST FASHION
三度目のザ・タイム。このアルバム中では一番ダンサブルに仕上がってると思います。まんまストレートではなく、独特のつっかかりがあります。全体的にそうなんですが、この時期のプリンスのサウンドの特徴でしょうか。
- MELODY COOL
メイビス・ステイプルが歌います。ソウフフルな歌声もいいし、そこそこ好ナンバーです。メイビス好きにはオススメ。個人的には、重要度の低い曲なんですけど。
- STILL WOULD STAND ALL TIME
民謡の「月の光」に似てるバラード。プリンスにしては珍しい作風。不思議な美しさがあります。暗いというか、「怖い綺麗さ」みたいな感じがあります。よく聴くとスピリチュアルなんですが。コーラスなどはゴスペルの影響が顕著ですね。
- GRAFFITI BRIDGE
仰々しい感じすらする、ドラマチックな曲。ちょっとやりすぎ、ぐらいの感じで。メンバーが入り乱れて参加しています。ところで、、プリンスの言う「グラフィティ・ブリッジ」が、ジャケットに写っていたものだとすると辛いですね。皆があんなものを探してるなんて…
- NEW POWER GENERATION(pt.Ⅱ)
フェードインしながら、お祭り騒ぎが始まります。サビのリフレインに乗っかってT.Cエリスのラップが入ります。あまり評価されていませんが、個人的には好きです。その合間に"LOVE LEFT, LOVE RIGHT"という曲が挿入されているんですが、とても印象的。リミックスEPに同曲が収録されているので、興味のある人は是非。
NEW POWER GENERATION FUNKY WEAPON REMIX
- THIEVES IN THE TEMPLE(REMIX)
- THIEVES IN THE HOUSE MIX
- TEMPLE HOUSE DUB
- NEW POWER GENERATION
- N.P.G(FUNKY WEAPON REMIX)
- T.C.S RAP
- BROTHER WITH A PURPOSE
- GET OFF
- THE LUBRICATED LADY
- LOVELEFT, LOVERIGHT
- THUNDER
大袈裟なオープニング・ナンバー。90年代のプリンスらしい、サビのコーラスが印象的ではあります。ちょっとオリエンタルなニュアンスも一部で使用されていますね。一部のファンの間では、"WHEN DOVES CRY"の焼き直しと言われることもあるようです。単なる偶然だと思いますけどね。個人的には、(曲全体として)それほど似てるとも思わないし、比べ物になりません。
- DADDY POP
軽いノリの曲。前作の作風を引き継いでいます。個人的には、重要度が低い曲。
- DIAMONDS AND PEALS
コンテンポラリーでアダルトな感じのバラード。非常に綺麗に仕上がっています。かなりストレートな作風で安心して聴けます。ロージーとの絡みも成功している模様。PVでは、子供と戯れる「らしくない」プリンスを拝見できます。当時は非難轟々だったようで。。。マイケルみたいにプレスに追いかけられるし。 まぁ、それは置いといて、とても美しい曲ですね。ファルセットではないバラードでは指折りに入るんではないでしょうか?
- CREAM
全米1位を記録した曲。分からないものですね。。。ボーカルが変に爽やかです。非常にポップな曲。でも、内容は結構変態系なのですよ。
- STROLLIN'
何とも爽やかな曲。ジャズっぽいですね。このアルバムの、アダルトな雰囲気に合ってます。嫌いじゃないですが、プリンスの曲としては物足りないような。
- WILLING AND ABLE
アダルト路線が続きます。ジャズ風の雰囲気です。このアルバムで、ブラコンに回帰するかのよう。曲自体は大人しいです。
- GETT OFF
コロッケに、「志村ケンに似ている」と指摘された、プリンスのシャウトで始まります。粘着こみ上げ系の曲です。(段々意味不明に…)かつてないぐらい落ち着いた、低いボーカルで 自信満々に歌われます。「オレの言うことが皆間違っているとすれば、何が正しいか言うのは難しいよ」、、かなり格好いいですね。掛け合いでは、他のバンド・メンバーに任せてます。PVは結構格好いいです。掃除婦さんみたいなヘアバンドが印象的。何かのアウォードでは、お尻丸見えパンツでシェイク☆アスしてました。
- WALK DON'T WALK
淡々としたメッセージソングですね。ロージーとのデュエットです。曲自体は良いんですが。日本でレコーディングされたそうですが、何とも。個人的には、重要度が低いです。
- JUGHEAD
ひたすらトニーがラップします。曲間でプリンスが割り込みますが、美味しいところを持っていきます。こういうナンバーは、時代の音を意識して挿入したのかもしれません。アルバム全体から見ても、明らかにヒップホップへのアプローチが大きいです。もともと独自のやり方で蒸留していたのですが、90年代に入ってからは手法が変わったようです。
- MONEY DON'T MATTER 2NIGHT
直前のセグエが格好いいですね。落ち着いた地声で歌われる、メッセージ・ソング。スピリチュアルな歌詞が心に染みます。淡々として抑揚が殆ど無いですが、それが切実なボーカル を引き立てています。感動せずにはいられない、素晴らしい名曲です。個人的には、このアルバムの中での最重要曲です。PVは2バージョンほどありますが、特筆すべき点はありません。
- PUSH
9に近いノリの、バカ騒ぎヒップホップ。楽しんでやっているようですが、どうも中途半端な感じです。皆で一緒に歌ってます。個人的に、重要度は低いですね。
- INSAATIABLE
若干コンテンポラリー寄りした、粘着系ファルセット・バラード。こういうプリンスの得意とするファルセット・バラードは、アルバムに一曲は入るという決め事が暗にあるんでしょう。"INTERNATIONAL LOVER"からのセクシー路線を引き継いでます。幻想的なPVでは、プリンスのナルシズムが顕著です。
- LIVE 4 LOVE
確か、湾岸戦争に合わせたメッセージソングだったと思います。何というか、性急な感じで落ち着きがない曲です。危機感を表現しているのかもしれませんが。憤りを感じられる曲風は、珍しいです。
- GETT OFF(EXTENDED REMIX)
- GETT OFF(HOUSTYLE)
- VIOLET THE ORGAN GRINDER
- GANGSTER GLAM
- CREAM(N.P.G MIX)
- THINGS HAVE GOTTA CHANGE(TONY M. RAP)
- 2 THE WIRE(CREAMY INSTRUMENTAL)
- GET SOME SOLO
- DO YOUR DANCE(KC'S REMIX)
- HOUSEBANGERS
- Q IN DOUBT
- ETHEREAL MIX
- MY NAME IS PRINCE
個人的にはEPに収録されたバージョンの方が微妙に好きです。買った当時は飽きるまで、猿のように繰り返し聴いた覚えがあります。好みは分かれると思いますが、かなり強力なナンバーという点では、大概の方にとっても異論は無いのでは。"My name is Prince"という、これ以上ない自信に満ちた歌詞が格好いいです。PVはストリートで撮影されていて、振り付け等が非常に良く出来ています。かなり渋い!
- SEXY M.F.
コミカルなやりとりで始まる、ギャング風(?)の曲。殆ど喋ってるプリンスのボーカルが、クールです。プリンスの鼻にかかった声が、よく生かされていると思います。放送禁止用語を使用している為、 ラジオ等でオン・エアされるのは、サビが一部修正されたクリーン・バージョン。「セクシー マザー… アォアッ!」発売当時は、結構物議を醸しました。その時のプリンスのコメントが、「愛について歌っている」だったとか。歌っている内容は、「ケツを振れよ」なんですけどね…PVはまさにギャング風(?)で、傑作です。
- LOVE 2 THE 9'S
一転して、爽やかな曲。非常に洗練された演奏が好印象です。洗練されているのは良いんですが、かつてのプリンスのアクが抜けています。後半ではトニーとマイテのユニークな掛け合いが繰り広げます。PVも曲と同様に垢抜けていて、非常に綺麗です。
- THE MORNING PAPERS
前曲に引き続き、爽やか路線の曲。曲風も演奏もストレート。いい曲ですが、これもアクが全くないです。ここまでストレートに演られると文句のつけようが無いんですけど。
- THE MAX
ダンサブルで勢いのある曲。当時は好きだったんですが、今はどこが良かったのか分からなくなりました。とっつきは良いけど、多少飽き易いかもしれません。もしクラブとかでかかったら喜んで踊りますが。
- BLUE LIGHT
直前のセグエは御愛嬌。当初、このアルバムはオペラ風にストーリーが付いていて、その名残のようです。この曲では、珍しくレゲエを取り入れています。全体的に温かい雰囲気のミディアム・テンポの曲です。
- I WANNA MELT WITH U
打ち込みが格好いい、変態系の曲。ただ、これも飽き易いかもしれません。PVも渋いんですが、ローラーブレードを履いたプリンスが強烈な印象を残します。結構ボカシとかも使われている問題作(?)です。
- SWEET BABY
非常にジェントルな、ファルセット・バラード。"PRINCE"にも通じる、女性的でストレートな曲風です。良く出来た曲なんですが、「普通」過ぎてコメントは非常に書きづらいです。このテイストも"Emancipation"あたりまで昇華されると、個人的には好みなんですが。あ、でもこれも良い曲です。
- THE CONTINENTAL
"LET'S WORK"に通じる、ファルセットのアッバー・チューンです。タイトルも含め、格好いいです。ビデオ"3 CHAINS O' COLD"では、この曲を東京ドームで歌ってます。極度にひっくり返ったファルセットが、いい感じ。
- DAMN U
突然、場面が場末のバーに反転します。薄暗いバーで、僅かなスポットの下でしっぽりと歌うプリンスという感じでしょうか。洗練された極上のバラード。地声からファルセットへ転じるところが、うっとりさせます。D&Pで確立された路線を、更に昇華させたような感じです。
- ARROGANCE
ふざけたセグエに続いて、たたみかけるように始まります。騒がしくて、勢いで終始突っ走ります。とても短い曲。
- THE FLOW
これまた前曲と繋がっている、勢いのある短い曲。サビなんかは、結構格好いいです。
- 7
直前までの騒がしい流れを急に遮断するような感じで始まります。オリエンタルな要素が多分に見られる、異色の曲。この頃のプリンス、マイテの影響でエジプトにハマッていたらしいです。だからアラベスクな雰囲気の曲を作ったというのも安直な推理ですが…題名は恐らくキリスト教で説かれる「7つの大罪」を指しています。日本でも、映画の「se7en」で有名になりましたけどね。
- AND GOD CREATED WOMAN
ドラマチックなミディアム・バラード。綺麗なんですが、何故か印象が薄いです。
- 3 CHAINS O' GOLD
仰々しい大作風の作りになっています。直接的にせよ、間接的にせよ、曲風はクイーンに影響を受けたというのが多くの人の認めるところです。特に中盤からの曲の展開は"INNUENDO"あたりを彷彿とさせます。因みにこの曲名はクリップ集ビデオのタイトルとして使用されました。
- THE SACRIFICE OF VICTOR
一転して、ファルセットのファンキーな曲。何だかD&Pの、賑やかな作風を引き継いでいるようです。故に、個人的には苦手気味の曲。同曲名は、本のタイトルやライブ・ビデオのタイトルに使用されました。
- MY NAME IS PRINCE(ORIGINAL EDIT)
- MY NAME IS PRINCE(12' CLUB MIX)
- MY NAME IS PRINCE(HOUSE MIX)
- MY NAME IS PRINCE(HARD CORE 12' MIX)
- SEXY M.F.(12' REMIX)
- SEXY MUTHA
- SEXY M.F.(CLEAN VERSION)
- GET SOME SOLO
- TO WHOM IT MAY CONCERN
DISC ONE(新曲のみ)
- 1NOTHING COMPARES 2 U
セルフ・カバーのライブ・バージョンです。もとはファミリーに提供された曲。シニード・オコナーのカバーの方が有名ですね。彼女の代表曲となるぐらい、大ヒットしました。何故か、その後の2人の仲は良くないらしいですが。このバージョンは、ロージーとの掛け合いが熱いです。元々良い曲なんですが、プリンスが演ると、より濃い感じになりますね。
- PINK CASHMERE
プリンスお家芸のファルセット・バラード。何と言っても、題材がピンクのカシミアです。底抜けの優しさ、繊細さが際立つ曲。非常に優しい肌触り。「ピンクのカシミア・コートを作ってあげる」そんなバカな。いや、、是非お願いします!
DISC TWO(新曲のみ)
- PEACH
マイテの喘ぎ声がサンプリングで使用されてます。ストレートなロック・ナンバーで格好良いです。プリンスのボーカルは幾分低く録られているようです。ライブでは何故か決まってシャウト唱法で歌われていますね。私は、このスタジオバージョンの方が好きなんですけど。
- POPE
ヒップホップ系のノリですが、非常に格好良い。プリンスのウマヘタラップに、マイテのコーラスが乗ります。これを聴いていると2人の相性は抜群にいいです。歌詞が非常にプリンスらしいです。「あんたは大統領にでもなればいい。オレは法王の方がいい」
DISC THREE
- HELLO
レボリューション色の濃い曲。"AROUND THE WORLD IN A DAY"に収録されていてもおかしくない作風。ウェンディらのコーラスが前面に出てます。
- 200 BALLOONS
映画にそぐわないという理由からアルバムから却下された曲。その流れで"BATDANCE"が作られたらしいです。いわば"BATDANCE"の原型。でも、アルバムに入れなかったのは正解だったかもしれません。これを却下したおかげで"BATDANCE"が生まれたんだし。
- ESCAPE
イントロが格好いいです。LOVESEXYツアーでは、少しだけ披露されていました。喋りボーカルの、淡々とした曲。バックでは、ちゃっかり"GLAM SLAM~♪"というコーラスが。
- GOTTA STOP (MESSIN' ABOUT)
初期プリンスの特徴的なシンセ音が際立ちます。この曲に関しては、B面で然るべき曲だと思います。特に印象に残ることもないです。
- HORNY TOAD
変態系の曲。ふざけたサウンドがユニーク。曲調はプリンスがよく使うロカビリー調です。スケベなカエルだそうです。
- FEEL U UP
カミール名義の曲。アルバムには収録されなかったんですが、色んなところで日の目を見ています。なので、プリンスのお気に入りだったのかと推測されます。この時期の作品の特徴であるタイトさが格好いいです。淡々としていながらファンキー。
- GIRL
気だるく、浮遊感のある曲です。何となく中途半端な印象を受けます。このまったり感が、偶にすごく聴きたくなる時もあるんですけどね。気分がハマると凄い気持良い曲。何と言うか不思議な曲です。
- I LOVE U IN ME
某日本のアーティストがイントロをサンプリング(?)しています。結構綺麗な曲。これも前曲同様、すごくまったりした感触です。この辺の曲にハマると、クセになります。
- EROTIC CITY
左右に飛ぶ喘ぎ声から始まる、非常にファンキーな曲。1999でお馴染みの、リレー・ボーカルのスタイルです。共に歌うのは、シーラ・E。プリンスの声はすべて加工されています。こんな良い曲をアルバムに収録しないっていうのは驚異ですよね。
- SHOCKADELICA
カミールのファンキーな曲です。同じ系統の曲の中でも、かなりいい出来だと思います。もっとも、アクもかなり強烈です。プリンス的蒸留ファンクの真骨頂。
- IRRESISTIBLE BITCH
後に多用される、喋り系ソングの完成形。リズムにのせ、ひたすら呟くようなボーカルがクール。この曲でこのスタイルが完成され、後にも多様されたようです。
- SCARLET PUSSY
これもアクの強烈な曲です。低く加工されたプリンスが喋り続けます。かなり変態、すごく濃厚。
- LA, LA, LA, HE, HE, HEE
犬の鳴き声っぽい音で始まる、ふざけた曲。とにかく、ファンキーです。"SIGN O' THE TIMES"のB面というのが凄いですね…ポップなので、意外と一般受けもするかも。可愛い印象で、耳馴染みは良いです。
- SHE'S ALWAYS IN MY HAIR
奇妙な音が印象的のメディアム・バラードです。強くかけられたエコーと相まって、焦点が定まらない感じ。"GIRL"と同じくまったりした雰囲気。これまた、隠れたハマり曲でもあるのですが。
- 17 DAYS
前曲同様、奇妙なサウンド。歌詞は非常に悲しくて、涙を誘います。曲調と歌詞の不協和が、より効果的です。この曲のファンは結構多いみたいですね。しかも、意外と踊れます。
- HOW COME U DON'T CALL ME ANYMORE
ライブでもよく披露されたファルセット・バラード。ピアノで弾き語ります。粘着系の、悦に入ったボーカルが非常に綺麗。カバーされることが多い名曲。
- ANOTHER LONELY CHRISTMAS
ボーカルに、かなり強いエコーがかけられています。恋人の死を痛む曲。名曲なんですが、作りが「やりすぎ」気味ですね。そこがドラマティックでプリンスらしいんですが。
- GOD
映画"PURPLE RAIN"でも、インストで使用されていた名曲。イントロでは、プリンスが色んな奇声を発しています。(正直、蛇足かなーという気もしますが。。。)とても美しく、厳かな曲です。歌詞も必見。ライブで聴いて泣いた、思い出の曲。
- 4 THE TEARS IN YOUR EYES
"USA for Africa"に提供された曲。"WE ARE THE WORLD"よりもかなり地味ですが。アラベスクな演奏をバックに真摯に歌われます。歌詞は非常にスピリチュアルで美しいです。
- POWER FANTASTIC
プリンスの曲にしては、珍しい調で作曲されています。とても不思議な感触のファルセット・バラード。つかみどころがないけど、いつの間にか包まれているような。。。
- BEAUTIFUL
- STAXOWAX
- MUSTANG MIX
- FLUTESTRAMENTAL
- SEXY STAXOPHONE AND GUITAR
- MUSTANG INSTRUMENTAL
- THE MOST BEAUTIFUL GIRL IN THE WORLD
- BEAUTIFUL EXTENDED CLUB VERSION
- SAX MIX
- GOLD NIGGA PT. 1
- OILCAN
- SEGUE
- DEUCE & A QUARTER
- SEGUE
- BLACK M.F. IN THE HOUSE
- GOLDNIGGA PT. 2
- GOLDIE'S PARADE
- SEGUE
- 2GETHER
- SEGUE
- CALL THE LAW
- JOHNNY
- SEGUE
- GOLDNIGGA PT. 3
- COME
波の音のイントロから、プリンスの囁きを経て、アルバムが始まります。吐息すら感じられそうな囁きがセクシー。でも、プリンスはこういうセグエが好きですよね。。で、アルバムタイトル曲はインパクトのある、ちょっと怪しい感じの粘っこい曲。単調なようですが、その中の微妙なアレンジの変化等はエキサイティング。ボーカルもプリンスの本領発揮。非常に気持ちいいです。当時は、"COME"っていう単語が単体で使われるのが珍しくかったです。インパクトのあるアルバム・タイトルですからね。辞書を調べてビックリでした。
- SPACE
浮遊感のある曲。何故かシングル・カットされてます。ミックス違いは結構好きなんですが…個人的には、あまり重要度が高くないです。でも、一般的には評価は高いみたいですね。
- PHEROMONE
波の音と囁きが再び。プリンスの喋りは、非常にハッキリと聴き取れます。口の動きまで手に取るように分かるという…思わずゾワゾワッと。さて、曲ですが。簡単に言うと、変態系の秀作です。フェロモンという直接的な題材は、今まで使用されなかったのが不思議なぐらいハマります。ファルセットでキメてます。あんまりヒネりが無いかもしれませんが、結構格好いいです。
- LOOSE
クールなアナウンスの直後にプリンスが「1,2,3,4!!」と3回叫びます。(最初聞いた時は、何言ってるのか分かりませんでした…)ここまであからさまにテクノに手を出したのは初めてかも。脳みその中で音がグルグル回るのが気持ちいい(大したことじゃないんですが、、)これだけ騒がしいと、プリンスの怒鳴りボーカルも馴染みます。PVではピンクのビキニを着たマイテとの絡みが非常に冴えています。
- PAPA
非常に、ダークな曲。
児童虐待を題材にしたシビアな歌詞が、痛いです…「子供を虐待しちゃいけない。さもないと僕のようになってしまう」囁くように喋りながら、怖いぐらいシビアに描写されています。
最後の部分で、多少救われた感じもしなくはないです。
- RACE
人種差別についての糾弾ソング。ホーンが多用されており、明るくて陽気な感じです。ありがちなメッセージ・ソングなんですが、説得力があります。前向きな姿勢が非常に好感を持てるし。「僕を切って。君を切って。ほら、同じ血だろ?」この曲こそ、歌詞を知らないと好きになれなかったかもしれません。
- DARK
ファルセット・バラード。曲自体は、可もなく不可もなくといった感じです。個人的には、重要度の低い曲ですね。。
- SOLO
教会で歌われているかのように、エコーがかけられたファルセットバラード。アカペラで暫く歌われ、その後ハープの演奏が入ります。"GOD"を連想させるようで、"GOD"より遥かに荘厳。個人的にはこのアルバムのハイライトです。毎回、真摯に聴いてしまいます。スピーカーによっては、高音の部分で音が割れますね。なんにせよ、ちょっとやり過ぎなので、普通の人は引くかも。。。
- LETITGO
前曲で、落ちるところまで落ち込んでしまったので、この曲が救いになります。独特の旋律が印象的なミディアム・テンポの曲。歌詞の内容が、プリンス名義のラスト・ナンバーとして相応しい暗示的なものになっています。「これからは自由にやっていく」という宣言ナンバーでもあります。その後の彼の動向を見れば、有言実行ぶりが納得できます。因みに、タイトルから"LET IT BE"を連想しそうですが、もちろん全くの別物です。一時、日本に同曲名を冠したバンドがいましたが、どこに行ったんでしょう…シングル・カットされました。
- ORGASM
これがラストに来る所以は、タイトル名にあるのでしょうけど…初めて聴く時は、1人で聴くことを強くお奨めします。 これは曲ではなく、女性が行為の際に出す喘ぎ声です。。。
- LE GRIND
ゴリゴリした感じのイントロから入ってプリンスの喋りみたいなボーカルとコーラスとホーンが絡まっていく変態曲。このアルバム自体、プリンス風蒸留ファンクで固めて構成されているんですが、これは強力。メロディというメロディが無く、殆どリズムだけで構成されています。「男の子…、女の子…、その他のヤツ…」っていう掛け合いが、面白くて好きですね。個人的には、こういうプリミティブなファンクがプリンスの最大の魅力の1つだと思います。
- CNDY C.
腰が砕けそうな、ファンキー極まりないイントロ。聴く度に気分が高揚します。カミールボイスとバックコーラスの相性が抜群にいいです。サビも一応あって、一曲目よりは多少メロディアスになっています。プリンスの曲の中でも、ファンキーさではかなり上位。このアルバムのハイライトの1つではないでしょうか。プリンスのファンクを聴くなら、これは外せないハズです(きっと)しかしこのアルバム、契約の事情が無ければ一般の人には出回らなかったんですよね。すごいと思います。。。ちなみに、"CNCY C"とは、はシンディ・クロフォードのことです。
- DEAD ON IT
プリンスのウマへたラップが炸裂(?)する、微妙なラップです。個人的にはプリンスのラップは好きなんですが、、これは、あまりにも王道というか無理してるというか。
- WHEN 2 R IN LOVE
プリンスのバラードの中でも珠玉のマスターピース。何故この曲が、このエグいアルバムに入っているのか非常に疑問なんですが。(そこが魅力でもあるんですけどね)涙が誘われるのは、その美しくさと優しさが類稀なるものだから。随所で入るプリンスの囁きに到っては…本気でお風呂に入ったような湿った充実感が味わえます。眠りを誘うような柔らかさもたまりませんね。繰り返しますが、あまりに美しい曲。因みに"LOVESEXY"にも収録されたという珍しい曲 でもあります。
- BOB GEORGE
回転数を落とした声が、ひたすら喋ってるだけという曲。しかし、ちゃんとリズムに合ってるような気がしてくるから不思議です(実際、合わせてるんでしょうけど)この辺のセンスはプリンスの異常な才気が結実したという感じでしょうか。因みに歌詞は非常に自虐的かつバイオレンスな内容。このアルバムを封印する切欠の1つは、この曲に代表される攻撃性だとも。何故か癖になる曲です。
- SUPERFUNKYCALIFRAGISEXY
メリー・ポピンズをもじっているタイトルが既にコワれ気味。恐ろしくファンキーなイントロの勢いのまま突っ走る変態ファンク。ライムというより殆ど喋っているだけなんですが、個人的には大好きです。メロディ云々を語る曲ではありません。リズムに始まりリズムに終わる曲です。プリンス的蒸留ファンクの真骨頂。アルバムのハイライトの1つですね。
- 2 NIGS UNITED 4 WEST COMPTON
ガヤガヤと声も入っていますが、基本的にインストです。JAMっぽくてファンキー。ずばりマッドハウス用に作られたという説もあるそうです。私は未だに聴いていませんが(恥)、マッドハウスはこんな感じなんですかね。人伝に聞いた話によると、マッドハウスのアルバム「16」のテイストに近いそうです。
- ROCKHARD IN A FUNKY PLACE
このアルバムって、すべてイントロが印象的なんですよね。。。もちろん、この曲も然り。カミールが炸裂します。勢いでいくタイプじゃなくて、まったりとしてます。でもファンキーです。ラストにはいいのでは。ラストのセリフも微妙に面白いです。
- GET WILD
マイテの声と声を高くしたプリンス(?)のやりとりが印象的なイントロが楽しいです。1曲目は力強いファンクチューン。後ろ髪を引くように引きずっていく力技の、ファンキーな曲。典型的なNPG風のナンバーです。この頃の合言葉はまさに、"Peace and B wild."
- NEW POWER SOUL
余談ですが、セグエで当時はまだ未発表曲の"DREAM FACTORY"が聴けます。で、"NEW POWER SOUL"この曲名は後の作品でそのまま踏襲されましたね。基本はバンドの演奏を聴かせるジャム。合間に掛け声で"New power soul!"と唸っています。流石に黄金時代のNPGのメンバーの演奏が光っています。聴き応えあり。
- COUNT THE DAYS
続くは、ゴスペルの如くスピリチュアルなバラードです。隠れた名曲と思いきや、後に"GIRL6"に収録されました。ボーカルはバンドメンバーの誰かです。プリンスはファルセットでコーラスに参加している様子。これ、アカペラでやったら面白いと思うんですが。
- THE GOOD LIFE
独特のイントロが聞こえてくると、もはや抗えません。伝家の宝刀の哀愁系の曲。惜しむらくは歌詞が分からないんですが、、、、きっと歌詞も素晴らしいと思います。(メッセージソングだと勝手に推測しています)ボーカルを取っているのはバンドメンバー。プリンスは、サンプリングで自らの声を使用しています。相変わらず、この辺の演り方が格好いいですよね。
- CHERRY, CHERRY
これまたプリンス以外のメイン・ボーカル。ファルセットの、チークタイム・チューン。非常に優しい感じが素敵です。オールド・スタイルに準じていて安心できます。温かくて柔らかい肌触りが秀逸。
- RETURN OF THE BUMP SQUAD
非常にファンキーなナンバー。粘着質のファンクが、かなり格好いいです。NPGの典型的なパーティ・ソングという趣ですが、非常にダンサブル。体が自然に動かされます。チーク・タイムは終了、ここからはフロアで汗を流す番です。
- BIG FUN
各曲の合間に挿入されているセグエ。明らかにストーリーが展開されています。(ここの部分のセグエだけで3分以上!)どんなストーリーなんでしょうねぇ。。で、曲ですが。バックコーラスはアルバム"MAD SEX"でも使用されてますね。コーラスのリフに挟まれて、ファルセットのボーカルが入ります。そのボーカルの違和感が、非常に格好いい。曲の中で浮いているようでいて、これ以上ないほど馴染んでいる。コーヒーにコーラを入れたようにクール。
- HALLUCINATION RAIN
またもや長いセグエ。その後に続くのは、"Come in~♪"という美女の誘い。浮遊感のある、スローな曲。夢の中でフワフワ浮いているようなイメージです。夢遊病のリスナーは、いつしか独り言を聴くようになります。後半は段々と激しくなり、夢は途切れます。セグエから察するに、夢の中という設定なんだと思います(多分、、)
- THE EXODUS HAS BEGUN
ファンキーなセグエの後、最後の曲が始まります。”The exodus has begun!”出エジプトならぬ、出ワーナーが高らかに宣言されます。この時期のプリンスの持て余したパワーが、いい方に発揮されていると思います。実際は確執が齎したマイナス面も多いんでしょうけど、こういう曲を作る機会というのは重要だったのかなと。バンドが一枚岩で体当たりの演奏をしているイメージ。10分程あって、途中の展開も楽しめます。最後のアウトロで、ようやく夢が覚めるようです。コンピューターが壊れて、ジ・エンド(?)
- P CONTROL
とんでもなく露骨な歌詞です。しかも、印象的で一度聴いたら忘れられない曲。直前で"ACKNOWLEDGE ME"から差し替えられたそうです。個人的には"ACKNOWLEDGE ME"の方が好きですけどね。アゥオードか何かでこの曲を演奏してたけど、ファンキーでした。(でも口パク)
- ENDORPHINMACHINE
"INTERACTIVE"の代わりに収録された曲。K-1に使用されているので、曲自体は有名だと思います。でも、格闘技とプリンスって一番縁が遠いと思うんですけど…何故プリンス?(恐らく関係者にファンがいたんでしょうけど)早口でハイテンションなロックナンバー。プリンスが出したパソコン用お遊びソフト"INTERACTIVE"ではエンディングに収録されていました。リフが印象的な好ナンバー。ちょっと大味な気もしますが。
- SHH
バラード。多少中途半端な印象が無きにしも非ずです。ファルセットで歌った方が良かったかも。ロマンティックな路線を目指しています。
- WE MARCH
何故か色んなTV番組で、この曲の音が使われていました。宣言的な内容で、特に"COME"からの流れ的には、重要な曲。…ですが、個人的には重要度は低いです。
- THE MOST BEAUTIFUL GIRL IN THE WORLD
様々なリミックスを収録した"THE BEAUTIFUL EXPERIENCE"を始め、既に露出されていた曲。改名後の展望に期待を抱かせるような、美しいファルセット・バラード。古典的な内容に賛否が分かれますが、個人的には大好きな曲です。「恥ずかしい」歌詞は、"I WOULD DIE 4 U"以来の最高の出来だと思います。因みに、このアルバム・バージョンは駄目です。聴くなら是非シングルの方を聴きましょう。
- DOLPHIN
出だしは最高に美しい。「すべての心を虜にするには、言葉はどれだけ美しくなくてはいけないんだろう?」 というフレーズは、当サイトの歌詞コーナーでも引用させて頂いてますが、本当に美しい言葉です。イントロは歌詞の美しさと相まって、素晴らしい効果を出しています。バンドの演奏が入ってから騒々しくなるけど。綺麗な歌詞ですが、イルカという題材は日本では馴染みが薄いかもしれませんね。因みに、この曲のPVは一本撮りで手抜きしてます。
- NOW
プリンス流ラップの解釈?何と言うか、彼独特の喋り口調のウマヘタライム。決して上手ではないんでしょうけど、私は好きです。改名後の、新世紀を予感させる「今」を賛美した、非常に前向きな歌。ライブ等では非常に盛り上がる曲で、人気も高いです。後半の熱暴走具合は、特に最高ですね。何か…もう…、辛抱堪らん。という感じでハジケて下さい。
- 319
ファルセットで歌われる、変体系のダンサブルな曲。古典的なプリンス風な内容ですね。映画「ショー・ガール」で使用されて、ファンは注目しました。個人的には、映画自体はプリンスの曲が無ければ観る価値が無いと思いますが。内容はまんまです。319ってのは彼女の番号。
- SHY
気だるく、渋いバラード。個人的には重要度は低いです。
- BILLY JACK BITCH
とても印象的なメロディの曲。プリンスの得意とする、哀愁系のミディアム・テンポの曲調です。プリンスが注目していたフィッシュ・ボーンをサンプリングしています。しかし、韻を踏んでいるというか、"BILLY JACK BITCH"って凄いネーミングですね。
- I HATE U
非常に美しいファルセットバラード。クセは無いんですが、プリンスのバラードの中でも珠玉の出来だと思います。ファルセットのボーカルも非常に優しくて感動的。「君が嫌いだ、何故なら愛してるから」後半、裁判風に展開されるクライマックスは、こみ上げてくるモノがあります。弱い男の本音が吐露されて、それが切なくて醜くて、そして美しいです。
- GOLD
トリは、仰々しい出来のドラマチックなミディアム曲。ストレートでアクの無い作りです。「キラキラ輝くものがすべて黄金って訳じゃない」今後のプリンスを物語る、重要な曲。ライブ撮りのPVは、非常に綺麗に仕上がっています。
(新曲のみ)
- SHE SPOKE 2 ME
なかなかお洒落な仕上がり。内容は純粋な恋愛について。分かる人には分かる、この気持ち。非常に洗練された感じを受けますね。でも、清潔すぎるような感じもするのは気のせい?どうせ聴くなら、"THE VAULT"に収録されているロング・バージョンの方がおいしいです。
- DON'T TALK 2 STRANGER
澄んだファルセットが綺麗です。これも1曲目同様、繊細なラブソングですね。非常に清潔すぎて多少違和感があったんですが、とにかく綺麗です。歌詞も優しさに溢れていて感動的ですね。
- GIRL 6
これはオマケ的な感じですね。このアルバムの新曲は全部都会的な印象を受けます。この3曲は万人に勧めれるでしょう。ラストのこの曲だけ、重要度が低いかもしれませんが。
- CHAOS AND DISORDER
強烈なロックです。かなり投げやりな感じ。曲自体は割と好きです。しかし、あまりにも乱暴なので最初は面食らいました。さすが一発録りアルバム。。。。リハーサルというか、デモというか。申し訳程度に味付けしていますが、それでも雑。この曲がカラオケに入ってるのを発見した時は「?」でした。(でも、意外と歌いやすい)
- I LIKE IT THERE
同じく勢いで演奏されるロック。ディストーションが強調されていてトゲトゲしています。この曲も割と好きなんですけど、やはり粗いです。まぁ、こういう仕上がりを狙って作ったんだから狙い通りなんでしょうけど。
- DINNER WITH DELORES
ファルセットで歌われるミディム・テンポの曲。幾分大人しくなって、ホッとします。何故か、この曲がシングルカットされていました。そりゃ、悪くないんですけどシングル向けじゃないと思うんですが。。やはりワーナーへの当て付け?
- THE SAME DECEMBER
かなり投げやりな雰囲気再び。ライブで盛り上がりそうな曲です。ちょっとテンションが空回りしてるような。というのも、雑さで損をしてるような。この次に出された”EMANCIPATION"が過剰な程の作りこみだったことを考えると明らかに確信犯ですね。PVも何だか適当な感じが…
- RIGHT THE WRONG
これも、もう少し練って欲しかったです。と、言ったところで空しいんですね。同じ感じで雑に進行されていきます。ところで、サビが何かの曲に似てますね。それが何かは思い出せないです。
- ZANNALEE
勢いで続きます。曲はいいんですが。。。この辺、キチンと作ったら"PEACH"を筆頭にしたロック・アルバムが出来ますね。
- I ROCK THEREFORE I AM
ロージーが参加します。サンプリングが前面にフィーチャーされて、他の曲とは多少感じが異なります。どちらにしても安直な作りであることに違いはないですが。印象的な曲に仕上がっています。"ROCK'N ROLL IS ALIVE"と同じ臭いがするのは私だけでしょうか?ちょっとストレートすぎる点でも共通するような。歌詞はアンチ・ワーナーのテーマ・ソングっぽいです。
- INTO THE LIGHT
一転して、エレピが綺麗な旋律を奏でます。穏やかな出だしから、盛り上がっていく展開。相変わらず雑な作りなのです。一度、全部丁寧に作り直して欲しいですね。ていうか、無理だろうけど。
- I WILL
ファルセット・バラードです。ハモりが入っていて、何となくレボリューションを彷彿とさせたり。(全然違うんでしょうが。。。)骨休めには丁度いい小品。
- DIG U BETTER DEAD
こういう曲になると、適当な作りが目立ちますね。歌詞が異様に冷たくて格好いいです。かなりネガティブな歌詞。ワーナーに対する怒りに包まれたアルバムだけに強烈。普通だったら絶対にこんな曲は出さないでしょうね。多分。
- HAD U
非常にスローな曲。鬱々と韻を踏んだフレーズが繰り返されます。最後の"Fuck you"という個所が非常に印象的。怒って、スネて、落ち込んで。まるで子供のように素直に感情を爆発させているプリンス。その率直さは魅力の1つです。
DISC ONE
- JAM OF YEAR
重いドアをガコンと開けると、そこは賑やかなクラブ。ざわめきの向こう側から、おもむろにこの曲が演奏されます。アルバム全体がそうなんですが、音がしっとりしていてジェントルな雰囲気があります。ファルセットが非常に嬉しい好ナンバーです。メロディがストレートで印象に残りますね。プリンスの渾身の力で作られたアルバムの冒頭を飾るにはいいんではないでしょうか。好き嫌いを敢えて言うと、個人的にはロージー以外と演奏してほしかったんですけど。。。あの「あーはーんはーん」が邪魔で。。。
- RIGHT BACK HERE IN MY ARMS
サンプリングが目立っていますが、打ち込みにしては音は柔らかいかも。性急な感じのするグルーブ感が結構心地よいです。プリンスは例の喋りボーカル。
- SOMEBODY'S SOMEBODY
これまたサンプリングからの出だし。音も打ち込みメインが続きます。この辺は、密室的作風の回帰なんでしょうか。でも、かつてのように走りすぎている感触は全くないです。プリンス風AOR的解釈というか。これはこれで、アダルトな雰囲気が絶妙ですが。
- GET YO GROOVE ON
正直言ってしまうと…路線的に、あまり好みでないです。D&Pの"STROLLIN'"に始まり、"BABY KNOWS"に到るまで。その辺の毒のないポップさは嫌いじゃないけど、大好きにもなれないんです。楽しい曲ではあるので、皆で聴けば楽しいですけど。
- COURTIN' TIME
珍しく(?)スゥイングしてます。このオールドスタイル、珍しいようでプリンスを構成する要素の一つなんでしょうね。この曲は、このアルバムのジェントルな(篭った?)音向けじゃないような気はしますが。ライブとかの開放的な音がいいかもです。
- BETCHA BY GOLLY WOW!
プリンス初(!)のアルバム収録されたカバー曲です。(同アルバムには、他にも3曲カバーが収録されています)元曲はスタイリスティックスが歌ってヒットしました。今作では、カバーでシングル1弾という驚くべき事態でした。「今まで作られた中で最も美しいメロディ」みたいな謳い文句だったと思います。まさに、という感じの美しいバラード。プリンスの為に作られたかと思うくらい、ハマってます。プリンスがリスペクトしていたという曲なんでしょうが。PV同様、極めつけの優しさに溢れています。
- WE GETS UP
これも路線が…(2)"BABY KNOWS"系ですね。この辺のファンキーさは微妙に好きじゃないですね。サンプリングを多用しすぎて勢いが鈍っている気もします。まぁ、これも皆で聴けば非常に楽しいんですが。
- WHITE MANSION
シンセ音が結構耳につくバラード。非常にまったりした地声ボーカルです。これまたプリンス風AORみたいですねぇ。渋いので悪くはないですが。
- DAMNED IF I DO
これも路線が…(3)ていうか、このアルバムの一枚目はこういうコンセプトなんでしょうが。変にポップなファンキーさが個人的には「?」という感じです。味付けを変えれば全然違う仕上がりになったと思うんですが。良くも悪くも、丸くなったプリンスの味が出ていると思います。
- I CAN'T MAKE U LOVE ME
ボニー・レイットのカバーです。この曲に関しては元曲を知らないので比較は出来ないです。粘着質なバラード。恐らく、原曲より粘着系に仕上げたということは想像できますが。あえてカバーした割には、それほど印象には残らないと思います。是非原曲を聴いてみたいですね。
- MR. HAPPY
イントロの、舌足らずなプリンスの喋りが非常にファンキー。そんなイントロから始まる粘着系ファンク。一枚目の中では、一番「彼らしい」曲かも。何となく"GRAFFITI BRIDGE"の頃の臭いがします。(根拠はなくて、あくまで印象ですが、、、)シンセのうねりが、込み上げるようにボーカルを上げていきます。途中でライムも入りますが、誰なんでしょうか。曲間に、ちょっとした音が挿入されています。これは曲の一部というより、収録時間をピッタリにするつじつま合わせでしょうね。得意のSEGUEよりあっさりしてていいかもしれませんが。
- IN THE BED I SCREAM
びっくりしました。提供曲を自分で歌ったような曲です。(詳細は知らないんですが)1枚目のテイストにのっとった、多幸感のある曲です。私は幸せにはなれませんでしたが。
DISC TWO
- SEX IN THE SUMMER
重たい音で始まって、初っ端から凄い歌詞です。個人的には、この2枚目がバラード中心で一番好きです。2枚目に関しては、このアルバムの重たい音の感じが効を奏していると思います。まったりとした音の感触が気持ち良いです。
- ONE KISS AT A TIME
「髪切っちゃうかも」の空耳で有名(?)なバラード。非常にシットリした音です。粘着系のバラードの筈なんですが、結構ベトつきません。割とあっさりした印象です。言い換えれば、印象に残り難いのかも。。。まぁ、プリンスの得意のファルセットバラードのスタイルなので、それだけでも楽しめますが。
- SOUL SANCTUARY
優しさに溢れている美しい曲です。プリンスのファルセットも繊細で優しくて、非常に感動的です。この時期のプリンスだから書けた曲でしょうね。マイテとの結婚と妊娠は、残念ながら不幸な結果に終わりましたが、、、、その時期がこのような素晴らしい曲を書く切欠になったということには感謝せずにはいられません。あのまま幸せな結末であったら、、、と思うと遣り切れない思いで一杯ですが。
- EMALE
2枚目にしては、少しだけ暗い感じです。1度聴いたら2度と忘れられない印象的な曲。これを聴いた当時は、E-mailがまだ珍しい存在だったように思います。サビの「www.emale.com」という下りも、非常に新鮮だった記憶があります。思えば、この曲を契機にしてインターネットを始めたような。。。しかしプリンスは先見の明があるというか、新しいモノ好きというか。
- CURIOUS CHILD
旋律の美しさでは白眉のバラード。ライナーには「単純なバレエ」と書いていましたが。こんな曲が単純に出来るもんですかね。。。まぁ、短い小品という感じではありますが。アクが全くない美曲。
- DREAMIN' ABOUT U
性急な感じと浮遊感が同居する不思議な曲です。とにかく…ヤラれます。もう手も足も出ません。普通の人間だったら、素面の状態で作った曲とは思えないでしょう。緩急のあるボーカルも良いですが、プリンスの囁きが非常に効果的。
- JOINT 2 JOINT
イントロの囁きにヤラれた後、重たい打ち込みが聴くものをロックします。それにしても"SEX ME"って。。。しかもサンプリング。クリアなプリンス の呟きボーカルが非常にセクシー。多少大人しいですが展開も豊富で、ファンキーですね。(途中からやりたい放題という感じもしなくはないですが)神聖な曲の中に、こういう曲が違和感無く混ざるあたり、流石です。で、時間かせぎのSEGUEが挿入されます。
- THE HOLY RIVER
"GOOD BYE"が外されて代わりに収録された曲。シングル・カットされました。今作のハイライトの1つではないでしょうか。発売当時、日本のメディアでも結構露出したんですが、大概がこの曲を押してましたね。非常にメロディアスで美しいメディアムテンポの曲。歌詞は非常に精神的な内容で感動的です。プリスのバラードに多い耽美な美しさではなく、ひたむきな思いが伝わる曲です。本当に、伝えたいことを一所懸命歌っているなー、という。勿論プリンスの曲はすべてそうなんですが、特にコレは顕著というか、形振り構わないというか。それは、プリンスにしては、あまりに無防備な姿勢だと思うんですが、それだけに感慨も深いです。化粧の奥にあるプリンスの地肌が見える(表現が悪いですが)名曲だと思います。終盤ギターが入り、曲調が激しく一転します。
- LET'S HAVE A BABY
ファルセット・バラードの弾き語り系です。この辺は文句の出しようがないです。内容が優しさに溢れていて素晴らしいです。ただ、今この歌を聴くと。。。あまりに悲しすぎます。
- SAVIOUR
ファルセット・バラードが続きます。印象に残り難いポジションに入っているような気がしますが。。。悪くないんですが、特筆すべき点も見当たりません。
- THE PLAN
結婚式でも使用された不思議なインスト。怖いぐらいに不思議な感触がします。それが美しさを際立たせています。
- FRIEND, LOVER, SISTER, MOTHER/WIFE
このタイトルが素晴らしい。優しい気持ちに満たされるファルセット・バラード。どちらかというと、まったり系です。東京のホテルで、マイテの寝顔を見て着想したらしいです。(ちょっとうろ覚え)ゴスペルっぽくて、多少荘厳な感じがしますね。
DISC THREE
- SLAVE
イントロのシャウトは注意しないと腰が砕けます。機械的な打ち込みに乗って、淡々と歌われます。このアルバム中、唯一コンセプトにそぐわなかったらしいですが、どうしても入れたかったそうです。優しさに溢れたアルバムの中で、攻撃的な糾弾は目立ちます。内容は言うまでもなく、ワーナーとの確執です。(ライナーの裏表に印刷された「SLAVE→EMANCIPATION」の関係)個人的には、この曲はやはり入れるべきじゃなかったと思いますが。。。
- NEW WORLD
思いっきりテクノです。今作は基本的に打ち込みばかりなんですが、これは顕著。ただ、音の鈍さが災いしているのと、多少単調な気がします。サビの"LOVE 4 ONE ANOTHER"は、以後お気に入りのフレーズとなったようです。個人的には、打ち込み以外でファンク風にやって欲しかったです。
- THE HUMAN BODY
前曲に引き続きテクノです。サンプリングの鬼と化していますね。ちょっと退屈かもしれません。基本的には大好きな系統なんですが、、、味付けさえ良ければもっと格好良かったのに。
リミックスしたらかなりクールになると思います。
- FACE DAWN
半分おちょくったような曲ですね。もちろん内容は誰かへの当て付け。やる気の無さ気なプリンスのまったりラップが印象的です。このアルバムの優しい肌触りが好きな私としては、ちょっとザラついているように思います。
- LA, LA, LA, MEANS I LOVE U
デルフォニックスがヒットさせた名バラードのカバー。これまた素晴らしい仕上がりです。流石に、この辺は全く違和感なく馴染みますね。もともとルーツとして持っている所為もあるでしょうが。比較的ストレートにカバーしているのも良いですね。このアルバムだからこそ際立つジェントルな美しさが素晴らしいです。
- STYLE
「格好良さとは」今更ながら、プリンスが「STYLE」についての定義をかまします。かつてのナルシストの視点に立った「STYLE」ではなく、もっと広義。みんなの歌並にポジティブな歌詞は、子供の影響を顕著に感じます。「女の子を泣かせるなんて、格好良くないよ」まるで、自分の子供に諭す為に作ったかのよう。当時はプリンスが大人になってしまったことを残念に思ったのですが、これはこれで。。
- SLEEP AROUND
グルグル回っちゃいます。ていうか、回されてしまいます。音が重たいんですが、この曲に関しては悪くないですね。
- DA, DA, DA
ひたすらバンドのラッパーのライムが続きます。その辺は正直言って、ダレてしまいがち。プリンスが割り込むのは終盤になってから。それがかなり格好いい。個人的には、それまでのは長いイントロだと思っています。
- MY COMPUTER
"Welcome, you've got a mail."このお馴染みにフレーズも当時は新鮮でした。"E-mail"に続くインターネットネタ。「コンピューターの中、 サイトを探し回り、よりよい世界だと思い込もうとした。よりよい人生だと」この繊細な歌詞が驚異的に美しいです。はっきり言って「痛い」内容なんですが、プリンスの魅力の1つですね。私が最も好きな曲の中の1つです。
- ONE OF US
ジョン・オズボーンのカバー。原曲が記憶に新しいので、このセレクトは意外でした。割と普通にカバーしてるようですが、サビの部分ではより情熱的に歌っています。でも、ちょっと苦しそうかな、という感じが無きにしも非ず。個人的には、原曲の淡々とした中に含蓄のある歌い方の方が好きですね。この原曲自体、私が大好きな曲なもので。。。ただ、歌詞の内容的は正にプリンスの世界ですね。因みに、歌詞がほんの一部だけ変えてあります。
- THE LOVE WE MAKE
割と渋い感じのバラードです。啓示的というか、訥々としたボーカルスタイルですね。後半は多少熱を帯びます。いい曲なんですが、これも印象に残り難いかも。
- EMANCIPATION
ラストは意外にプリンス風な曲(変な表現)。さりげなく"PURPLE RAIN"がキーワードになっていたりして暗示的です。解放を寶かに宣言するタイトル曲としては、幾分普通過ぎるかも。
DISC ONE
- CRYSTAL BALL
変態的とも言える、筆舌に尽くしがたい謎めいたイントロが響き始めると、期待感は高まる一方。 これからどこに連れて行かれるのか、不安と期待が高まります(何度聴いても)
"Xpert lover, my baby. U ever had a crystal ball?" おもむろに、しかし唐突に、粘っこいカミールボイスが歌い始めると全身総鳥肌。タイトで、研ぎ澄まされていて素晴らしすぎます。私が最も好きな曲の1つ。これを聴けた時点で、このアルバムを購入して損はなかったと判断しました。 こんな強力な曲を未発表にしておくなんて、殿下の才能恐るべし…ブートマニアは歯軋りだけど、この音質で聴けるんだから文句は無いですよね?
- DREAM FACTORY
非常にファンキーな曲。名前だけは知っていたけど、聴いてみて改めて驚いた曲ですね。そういえば、何かの曲のバックでさり気無く引用されていたように思います。(EXODUSの中の曲だったような…)ちょっと、とりとめのない感じもありますが、クリティ カルな視においては最も創作活動が充実していた頃の作品だけに、聴き応えはかなりあります。
- ACKNOWLEDGE ME
ライナーによると、"THE GOLD EXPERIENCE"の為にレコーディングされたそうです。("P CONTROL"と差し替えられたとのこと)"BEAUTIFUL EXPERIENCE"で流れてた時は、大した曲ではないと思っていました。けど、改めてアルバムで聴いてみると、結構ハマリますね。歌詞もかなり切ないもんがあります。哀愁系でコンテンポラリーな仕上がりです。「僕を認めて」という負け犬美学が秀逸。ベタかもしれないけど、この手の曲には結局抗えないのです。
- RIPOPGODAZIPPA
淡々とした曲。けど、憂いがあってどこか気になる曲です。ウェイト・リフティングにインスパイアされて作ったらしいです。まぁ、そんな感じの曲ではありますが。ていうか、ベンチプレスしながら歌ってるのでは(?)途中、「ハァッ、ハァッ、ハァッ」って言ってるし。。是非ベンチプレスのBGMにどうぞ。
- LOVESIGN
"1-800-NEW-FUNK"のバージョン共々大好きな曲です。ただ、こちらの大人し目のアレンジを聴いてからは、こちらを聴くことが多いですね。とても美しい曲です。銃に反対して愛を謳う歌詞も必見。例の「パッパッパ~♪」というのは無くなっていますね。あのキッチュな感じも捨てがたいんですが、こちらはムード音楽さながらということで。因みにこの曲のタイトルは"LOVESIGN"、もう一方は"LOVE SIGN"。何故か微妙に違います。"LOVE SIGN"も結局シングル・カットされなかったし、隠れた名曲になっているような感じがしてもどかしい今日この頃です。
- HIDE THE BONE
どこかふざけたような"BONE"というコーラスがファンキー。ひたすら「ぼ~ん」とか言ってます。"FACE DOWN"に通じる手触りですね。家で聞き込む曲じゃないです(個人的には)
- 2MORROW
美しいバラードです。歌詞の割に綺麗なサビが秀逸。洗練された感じですね。"TMBGITW"のサンプリングは蛇足だと思いますが。因みに、NPGメンバーの誰かが夢中になった女性についての歌だそうです。
- SO DARK
このバージョンを入れた意味はあるのでしょうか?"DARK"よりはこちらの方が綺麗ですが。いちおう、新しく録り直しているみたいです。
- MOVIE STAR
ディアンジェロもお気に入りの、お茶目な曲。クリストファーが歌ってるようで楽しいです。歌ってるというか、喋ってるだけなんですけどね。元々はザ・タイムの為に作られたらしいです。
そういえば、キャラ的にモーリスっぽいですよね。マイルスがカバーしたそうな。
- TELL ME HOW U WANNA B DONE
後に"EMANCIPATION"のプロデュースを手掛けるカーキー・Jの手によるミックス。カルメン・エレクトラのボーカルがフィーチャーされています。"THE CONTINENTAL"から後半の部分を抽出した感じでしょうか。こういうアイデアを一曲にさりげなく挿入する方が遥かにクールだと思うんですが。まぁ、現場で流して受けたからアルバムに採用したんでしょう 。クラブで聴きたい曲と、家で聴きたい曲は、必ずしも一致しないと思います。。。こういう曲がチラホラ入ってなければ、このアルバムの評価は満点でした。
DISC TWO
- INTERACTIVE
"THE GOLD EXPERIENCE"の"ENDORFINMACHINE"と差し替えられた曲。「あぁ~ゆゥ~れでぇ~?」の叫びからテンションは上がりっぱなしです。映像版"BEAUTIFUL EXPERIENCE"で痺れてから、ずっとこの曲が気になってました。犯罪的なくらい、かなり格好よかったですもんね。。。私的には、あの帽子と薔薇で悶絶…。めでたくアルバム収録がかなって嬉しい選曲の1つです。(同名パソコンゲームには既に収録されていましたが)
- DA BANG
"CHAOS AND..."っぽい印象が。。これは収録予定曲だったかな?まったりとした流れから、突然暴れ出すという展開です。まぁ、踊る時には面白いかも。ライナーによると、退屈したプリンスが自分で聴く為に録音したそうです…そんな暇の潰し方が出来るのって、、、すごいですね。
- CALHOUN SQUARE
これまた渋い曲です。ちょっと退屈かなぁ。ミネアポリスに行った時に、同名の場所に行ったので少しだけ印象アップ。
- WHAT'S MY NAME
続いて渋い曲。ギターが格好いいです。結構クール。
- CRUCIAL
"SIGN O' THE TIMES"に収録予定だった曲。(結局"ADORE"と差し替えられました)SIGNは結局"ADORE"が正解だったように思いますが。ブートでも結構有名で、名前だけはよく耳にした曲です。これは当然、オフィシャルで出すべき曲ですね。美しいファルセット・バラード。ブートよりリバーブがキツイらしいですが、音質の所為でしょうか?
- AN HONEST MAN
とても短い、プリンスの1人ボーカル。アンチェリのクリスティン・スコット・トーマスの役にインスパイアされて作曲したとのこと。
- SEXUAL SUICIDE
エリック・リーズのブリブリホーンがファンキー。このリズムは極上。ファンキーで大好きです。"SUPERFUNKY..."も同時期に録音されたそう。
- CLOREEN BACON SKIN
これは凄い。ひたすらリズムに乗っかって喋るだけなんですが。体が自然に動いてしまいます。こういう、原始的な直感は才能を感じさせますね。ファンキー極まりない。モーリスと2人だけでレコーディングされたそうです。驚くべきことに、すべてが即興とのこと(!)この曲の流れは、後に"IRRESISTIBLE BITCH"などで生かされています。
- GOOD LOVE
これもハイライトでしょう。多幸感溢れる曲調です。ちょっと可愛らしい感じも良いですね。本当に、これを聴いてる時は幸せになります。カミールに駄作はないですが、これは秀逸。同時期にカミール名義のアルバム用の曲や、"BLACK ALBUM"の一部がレコーディングされています。何とも実り多い時期ですね。
- STRAYS OF THE WORLD
綺麗な旋律で、壮大な作りです。それもそのはず、ブロードウェイ・ミュージカルの為に書かれたそうです。こういう路線は、あまり本人に合わないと思うのですが…。けど、先入観無しに聴けばいい曲でしょう。バックはクレア・フィッシャー。
DISC THREE
- DAYS OF WILD
"BEAUTIFUL EXPERIENCE"で聴いた時は雑なイメージが強かったですが、結構いいですね。ファンキーです。グルーブ感が格好いいです。気の合う仲間とたむろして通りを練り歩きたくなるような曲。アレコレ録音しなおしたらしく、色んなバージョンが存在しています。この収録したバージョンは、NPGのお気に入りだそうです。
- LAST HEART
大好きな"STRANGE RELATIONSHIP"路線。デモ音源そのままです。全然録り直しとかしてないのが嬉しい。哀愁系のミドル・テンポの名曲。(悪い意味ではなく)女々しさが光ってます。"SOTTS"前後の時代の良さを改めて実感。
- POOMPOOM
これは、ふざけて作ったらしいですが…。いまいち退屈です。
- SHE GAVE HER ANGELS
亡くなられたお子さんと、マイテに捧げられた曲。歌詞は泣くしかありません。ひたすら美しい曲。叙情的です。今となっては、聴くのも辛いんですが。
- 18 & OVER
何故これを入れたのでしょう?REMIXに相応しい質だと思うんですが。。あまりにも現場主義すぎるような。現場は現場でも、クラブという一部の現場ですからね。。。
- THE RIDE
渋いブルース。前出のビデオ等で既に露出されていた曲。この時期結構頻繁に取り上げられてますね。アコースティック路線の重要な曲。
- GET LOOSE
前曲と繋がっている箇所は秀逸です。格好いいんだけど、、、これも現場(局地)主義を反映してますね。こういうダンスだけの曲は、REMIX集で出してほしい。
- P CONTROL
これもREMIX集に収録して然るべき曲ですね。"THE GOLD EXPERIENCE"のバージョンの方が好きです。こちらは、あくまで踊り用ということで。
- MAKE YOUR MAMA HAPPY
スライの名作「フレッシュ」に影響されたらしいです。後のラリー崇拝に繋がる不穏な空気が。スライをリスペクトしているのは当然なんですけどね…ライナーによると、テリー・ルイスが、この曲を聴いて機嫌を損ねたそうです(?)
- GOODBYE
"EMANCIPATION"に収録予定だった曲。"THE HOLY RIVER"と差し替えられました。他の曲を外して、この曲を収録した方がよかったと思うんですが。非常に美しい、ファルセット・バラード。クレア・フィッシャーが編曲しています。
THE TRUTH
- THE TRUTH
プリンスの多岐に渡るルーツの一旦を垣間見せるような今作。抱き合わせのリリースということもあって、当初はオマケ的な作品だと思っていました。しかし、このタイトルが表すものはオマケなどというものではなかったのです。一曲目はいきなり渋いブルース風(?)の出だし。声が裏返る個所では、ステレオが壊れたのかと思いました。
- DON'T PLAY ME
出だしのワンフレーズで既に虜になりますね。「もう茶化さないでくれ」という感じでしょうか?歌詞はファンとしてはちょっと寂しいのですが。。。派手さは無いですが、非常に良くできた佳曲だと思います。
- CIRCLE OF AMOUR
綺麗なファルセットバラード。優しい肌触りの、印象的な曲です。"EMANCIPATION"からの文脈に近いような雰囲気ですね。まぁ、こちらの方が演奏の生っぽさが出ているように思いますが。
- 3RD EYE
珍しく泥臭いブルースです。こんな音楽も吸収して自分のものにしているあたり、流石です。このアルバムは全体的に地味ですが、渋くて聴くほどに味が出ます。この曲は演奏している姿が目に浮かぶようです。出来ればアンプラグドみたいに演奏しているところを見てみたいですね。
- DIONNE
なんとも印象的な曲です。可愛らしい感じの曲調にファルセットのボーカルが乗ります。"DO ME BABY"とは明らかに異なる、キャンディ・キャンディみたいな世界です。何とも憎めないですね。
- MAN IN A UNIFORM
おどけた感じの曲です。何故か、"CORTIN’ TIME"がカブります。全然アプローチは違うんでしょうけど。共通するのは、どちらも苦手な曲ということ。
- ANIMAL KINGDOM
菜食主義のプリンスが曲まで作ってしまいました。出だしの加工した声(?)は、ちょっとビックリします。どこまで本気なのか分からないけど、とりあえず。。。
- THE OTHER SIDE OF PILLOW
ファルセットが冴え渡るミディアム・テンポの佳曲です。つくづく、弾き語りしているところを見てくなりますね。これなんかは特に、姿が目に浮かぶようなんですが。やはり本物も見てみたい。
- FASCINATION
このアルバムの中で数少ないダンサブルな曲。ラテン風にしたら合いそうな感じですね。「ファッシネェェ~~~~ション!」
- ONE OF YOUR TEARS
ファルセット・バラード。繊細なボーカルスタイルは結構好みですね。ピアノで弾いてみてもいいかもしれないです。(他の曲にも言えるんですが)
- COMEBACK
個人的には、この曲からが最大のハイライトになります。あまりにも美しいバラード。プリンスらしさ(そんなもの無いんですが)が皆無なので一般受けしそうですね。短いのですぐに終わってしまいますが、耳に残ります。
- WELCOME 2 THE DAWN (acoustic version)
前曲の余韻を引き継ぎながら、最後のドラマティックな曲が静かに始まります。当時、非常に多様された"Welcome 2 the dawn."というキーワードが印象的です。アコースティック・バージョンとなっていますが、他のバージョンは未聴なので比較できません。ていうか、どこで聴けるのだろう?
KAMASUTRA
- THE PLAN
- KAMASUTRA
- AT LAST... "THE LOST IS FOUND"
- EVERCHANGING LIGHT
- CUTZ
- SEROTONIN
- PROMISE/BROKEN
- BARCELONA
- KAMASUTRA/OVERTURE #8
- COINCIDENCE OR FATE?
- 1 KAMASUTRA/ETERNAL EMBRACE
- NEW POWER SOUL
日本盤の帯のコピー通り、「ファンクモード」が炸裂。重たい粘着系のファンクチューン。"BIG FUN"と同じコーラスが印象的です。自らの曲をサンプリングしたんでしょうか。同名のインスト曲もあるし、その辺の詳細が気になるところです。例の「自尊心増強」に最適。
- MAD SEX
更に粘っこい曲。糸をひきつつ、スローなグルーブが展開されていきます。ファンキーなんですが、脂っこくて消化が悪そう。。。一曲目に続いて、ちょっとお腹が一杯かも。逆に、癖になれば止められないんですけどね。
- UNTIL U RE IN MY ARMS AGAIN
地声+ファルセットのバラード。相変わらず綺麗なんですが、ちょっと小ぶりなイメージですね。独特の良さはあるので、好き嫌いが分かれるかも。私は繰り返し聴いてこのアルバムを好きになったので、これもOK。
- WHEN U LOVE SOMEBODY
ファルセットで歌われる、軽快な曲。割とポップな感じです。皆で聴けば楽しそう。前向きな感じで、元気が出ます。
- SHOO-BED-OOH
非常に、まったりとした曲。粘っこくて風変わり。胸ヤケを起こさないように気をつけましょう。何しろ、このアルバムは結構カロリーが高いので…聴きたい時はあれど、すぐにお腹がいっぱいになります。ファンク中毒者にとっては別腹だけど。
- PUSH IT UP!
結構ライブで盛り上がりそうな曲。(ライブというか、アフター・ショー向き?)ひたすらダグ・Eのラップがフィーチャーされています。プリンスが手を挙げて観客を煽る姿が目に浮かぶようです。バンドメンバーでボーカルを回します。それにしても、ラリーのボーカルは相変わらず際立ってます。声低すぎ。"JAM OF THE YEAR"の引用もライブ的な雰囲気。
- FREAKS ON THIS SIDE
"Freaks on this side!"観客の合唱がサンプリングされていますね。これまた、粘っこいファンキーさが秀逸です。「混ざった」ボーカルが気持ちいい。下の方からこみ上げてくる衝動は、やがて快感に変わります。
- COME ON
このアルバムの大半の曲と同様、粘着系のファンクです。その中でも、これは殊更に強力なナンバー。シングル・カットもされました。(ジャケットは最悪…)カミールっぽい声で歌っているのが嬉しいところ。派手さは全くないんですが、後を引く吸引力があります。薄暗い溜まり場で聴くと効果的。PVではプリンスが老人に扮しています。
- THE ONE
ハープとベースに、オーケストラが絡む甘美な曲。耽美に徹したファルセット・バラード。ナルシズムの極致ですね。"I am the one."って。美女を侍らせながらマイテと絡むPVも印象的。
- FUNKY MUSIC
このアルバムの中では、一番「速い」曲。カミールのように加工された声で、ボーカルが回されます。正味、誰がどこで歌っているのか分からない。「アォア!」の声は多分プリンスでしょうけど(笑)ダグ・Eのラップが入って、そのまま失速していきながらフェードアウト。「ア~~~ィ!」
- WASTED KISSES
49曲目にシークレットトラックとして収録されている曲です。毎回、スキップするのは面倒臭い。しかし、スキップせずに普通に聴いてると、曲の導入部分がより効果的だったりします。それにしても、、、最後の隠しトラックとしては勿体無い曲。個人的には、このアルバムのハイライトです。生々しいプリンスの声が切実で、心の琴線に触れます 。ラスト、救急車のサイレンに続いて、奇妙な呻き声。更には心電図の電子音が、心停止したことを告げて曲は終わります。。。
- THE REST OF MY LIFE
ピアノの軽快な演奏に乗って、ピアノマンよろしく歌うプリンス。サビのフレーズに、ちょっと"CHAOS..."のアルバムの香りがあるような気がしますが。(曲のイメージは全然違いますが)
テンポが良くて、軽い感じの小作品です。弾き語りの合間に、お遊びで演奏しそうなノリという感じ。割と短い曲です。掴みですね。
- IT'S ABOUT A WALK
これまた軽快な曲。何か、立て続けに幸せそうな曲調が続きます。前曲同様、非常にポップで聴きやすいです。ただ、プリンスが演るには、普通すぎるかも。ルーツの一部を垣間見せると同時に、こんな曲もやろうと思えば出来るという。何となくデモンストレーションのようなイメージを受けます。
- SHE SPOKE 2ME
"GIRL6"にも収録されていた名曲のEXTENDEDです。後半のジャムっぽい展開は、この曲の真骨頂のように思えてなりません。このアルバムのジャズっぽいイメージは、こういう個所で強調されているんでしょうか。"GIRL6"で聴けた同曲よりも、本アルバムの方が確実に全体のイメージに馴染んでます。やっぱり、いい曲です。ていうか、この収録があるということは、”GIRL6"の存在意義がまた1つ薄れてしまうような。
- 5 WOMEN
渋いブルース風の曲。それもそのはず。ジョー・コッカーに提供した曲のセルフ・カバーです。クレジットを見なければ、この曲をプリンスが作ったとは想像できないと思います。まぁ、"THE TRUTH"でも如何なく泥臭い渋さをモノにしたプリンスですが。多才なルーツは、他のアルバムでも充分に認識できるんですが、このアルバムはそれのオンパレードですね。焦点が定まっていないという意地悪い意見は却下するとしても。同じように、様々なジャンルの曲が並んだ”SIGN O' THE TIMES"とは別な感触ですね。このアルバムは小奇麗にまとまりすぎているのかもしれません。
- WHEN THE LIGHTS GO DOWN
生の楽器の感触が非常に気持ちいいイントロ。小編成のバンドで、バーで演奏しているようなイメージ。完全インスト曲かと思いきや、ちゃんと歌も入っています。ファルセットでジャムに絡むように展開されます。
- MY LITTLE PILL
非常に暗い、というか奇妙な曲。音数の極端に少ない不安定な伴奏に、プリンスの喋りが延々と乗っかる曲。何だか催眠術のような怪しい儀式。時間も短く、これが1つの曲としてリリースされるのが不思議です。やけに印象に残りますけどね。
- THERE IS LONELY
続いて、悲壮な感じのバラード。個人的には重要度が低いかもしれません。何かが足りないような気がして。。。小ぶりな感じが災いしてるかもしれません。
- OLD FRIENDS 4 SALE
本アルバムのサブタイトルになっている曲。タイトルも悲しいんですが、前曲に引き続き悲壮なバラードです。この7と8の並びは、ちょっと珍しいかも。とことん落ち込むという構成になっています。聴き方によっては、カタルシスを得ることが出来るかもしれませんが。
- SARAH
一転して、軽快な曲。小ぶりで軽い、小作品。悪くもなく、特にインパクトもなく。プリンスを聴きたくない人のBGMにはいいかもしれません。無難にまとまってはいるんですけどね。。。
- EXTRAORDINARY
得意の、ファルセット・バラード。しかし。綺麗なんですけど、どうも深くハマれないんですよね。。粘っこさも中途半端なような気がするし。決して嫌いじゃないですけど。あまりにもアッサリとアルバムは終演を迎えます。「蔵出し」と銘打っているだけあって、バラバラでコンセプト性に乏しいです。(80年代後期なら、バラバラでもお互いの曲同士が核融合を起こしていましたが)あくまで「オマケ」というのが、このアルバムに対する私の現段階での評価です。聴きこめば変わるかもしれませんが、その気にならないというのが致命的。
- 1999(THE NEW MASTER)
- ROSARIO
- 1999(THE INEVITABLE MIX)
- 1999(KEEPSTEPPIN)
- 1999(ROSIE DOUG E. IN A DEEP HOUSE)
- 1999(THE NEW MASTER SINGLE EDIT)
- 1999(ACAPELLA)
- RAVE UN2 THE JOY FANTASTIC
LOVESEXYか、BATMAN時代の音源。(非常にうろ覚え、、、)何かの曲に似てるから外されて、今に到るらしいです。特徴的なギターリフは、他の曲に使いまわしされていたりして、既に日の目を見ているのですが。作成した時期とズレてアルバムに収録することは珍しくないんですが、殆どいじってないというのは凄い。かえってそれが新鮮な印象を与えているようです。導入部分で掴みを入れようとしたのでしょうけど。
- UNDISPUTED
最初聴いた時は、かなり勢いを感じたのですが。。。これまでのコンテンポラリーよりから、更に昇華させたような印象を受けます。特徴のある韻が結構印象的です。パブリック・エネミーのチャック・Dと共演しています。この辺の人達もプリンスをリスペクトしているからコラボレートが実現したんでしょうね。プリンスの場合、共演ミュージシャンを売っていく方法は必要ないと思うんですけどね。
- THE GREATEST ROMANCE EVER SOLD
ファーストシングル曲。これ以上ないほど、覚えやすいメロディライン。サビに行く直前のオリエンタルな展開が、個人的に大好きです。冒頭からこの曲までの流れは、明らかに「プリンス復権」を狙った作りだと思います。確かに、売当時は非常に嬉しかったですね。「プリンスが戻ってきた!」という感じで。でも、戻ってきたのはそっくりさんでした。。。それはそれで好きなんですけど 。
- HOT WIT U
ポップ路線ですね。"EMANCIPATION"の一枚目のノリというか。個人的には、あまり大好きではないです。。。
- TANGERINE
ファルセットのミディアム・テンポの小品。子気味良くまとまっており、好印象ではあります。ストレートな作りで、全然アクはないです。非常に短い曲。
- SO FAR, SO PLEASED
ノー・ダウトのグウェン・ステファニーとのデュエット曲です。"I COULD NEVER TAKE THE PLACE OF YOUR MAN"を彷彿とさせるアッパーな曲。折角のデュエットなんですが、印象が薄いような気がします。この曲の感触が80年代っぽいと揶揄されるんでしょうね。別に悪くは無いと思いますが、それを抜きにしても、あまり大好きではないです。
- THE SUN, THE MOON AND STARS
奇妙で美しいファルセット・バラード。独特の浮遊感があります。不思議な抑揚に酔わせられます。歌詞は非常にロマンチックで素敵です。
- EVERYDAY IS A WINDING ROAD
シェリル・クロウのヒットも記憶に新しい同曲のカバー。"EMANCIPATION"で封印が解かれたカバーですが、このセレクトなんかは意外です。原曲の方を後から聴いたんですが、原曲とは全然違う雰囲気です。私はこちらの方のパーティっぽいアレンジが好きですね。成功しているんではないでしょうか。ラリーの影響か、ちょっとスライっぽさが気になりますけど。
- MAN'O'WAR
定番ファルセットバラードです。"EMANCIPATION"に収録されていてもおかしくないような感じ。粘着質が相変わらず気持ちいいです。
- BABY KNOWS
これは個人的に好きじゃないノリですね。。。"EMANCIPATION"の一枚目の、変なポップさが好きになれないです。茶目ッ気があって楽しいのかもしれませんが。。。同じ茶目ッ気があるんなら、"LA,LA,LA, HE,HE,HE"とかの方が百倍ファンキーです。この辺の曲って、プリンスが作る必要性があるのか疑問にすら思えて。まぁ、皆で聴いたら楽しいんですけどね。
- I LOVE U, BUT I DON'T TRUST U ANYMORE
プリンスが以前から注目していた実力派、アニ・ディフランコとの共演。粘着系のファルセットバラード。糸を引きそうな具合は抜群ですね。ただ、アニの存在感が薄いような気がしますが。
- SILLY GAME
幾分テンポを早めてはいますが、ファルセット・バラードが続きます。この手の曲は最低一曲、必ずアルバムに収録するという暗黙の了解があるんですが、今作では多いような。バラード好きにとっては嬉しい限りですが。
- STRANGE BUT TRUE
ちょっと柔らかめの曲が続いたと思ったら、ここで尖った音がきました。お馴染みのつぶやきボーカルがリズムに合わせて繰り出されます。プロデューサー名にプリンスという名前を冠して作成するだけあって、まんまプリンス。ただ、やはりそっくりさんのような印象は拭えないんですが。「すべての悪は跪くだろう」という下りは結構格好いいです。「奇妙だけど、本当なんだ」当時はこのフレーズに幾分勇気付けられました。
- WHEREVER U GO, WHATEVER U DO
安らぎを得れる、極上のファルセットバラード。歌詞を見て、涙しました。プリンスが、こういうメッセージを送ってくれるとは思わなかったです。”EMANCIPATION”の文脈というか、近年の優しい雰囲気が漂っています。
- PRETTYMAN
最近お気に入りの方式の、隠しトラックです。別に隠さなくてもいいのに。。シリアルを頬張っているかのような舌足らずな喋りで幕を開けます。曲はJB風。というか、まんまJBです。
- RAVE IN2 THE JOY FANTASTIC
- UNDISPUTED(THE MONEYPOLIS MIX)
- THE GREATEST ROMANCE EVER SOLD
- HOT WITH U(NASTY GIRL REMIX)
- TANGERINE
- SO FAR, SO PLEASED
- THE SUN, THE MOON AND STARS
- MAN' O' WAR(REMIX)
- BABY KNOWS
- I LOVE U, BUT I DON'T TRUST U ANYMORE
- 1 BEAUTIFUL STRANGE
- 1SILLY GAME
- 1WHEREVER U GO, WHATEVER U DO