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プリンスのおすすめアルバム

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何をカウントするかによって前後しますが、プリンスのオリジナル・アルバムは約50枚におよびます。非公式のブートレグやミニアルバム等を含めると、その数はさらに膨大な量に。初心者の方が、いざプリンスに手を出そうと思っても、どれから聴いていいのか見当が付かないのではないでしょうか?

キャリアが長く音楽性が時代によって異なるため、どの時代が好きかという意見も当然分かれます。ファンの人に意見を聞こうにも「じゃぁ、〇〇がお勧め。だけど△△も良いんだよなぁぁ~。あ、そうそう、やっぱり□□は外せなくて…」と永遠に終わらない薀蓄に付き合わされること請け合いです。
ということで、ここでは、これからプリンスの世界に入ろうとされる方の一助となるべく、できるだけ簡潔&客観的におすすめ作品をご紹介したいと思います。

1. ベスト・アルバム

しばしばベスト・アルバムを否定するファンのかたもいますが、私はそうは思いません。確かにコアなファンにとってベスト・アルバムは無用の長物ですし、ヒット曲だけを切り貼りした商業主義的な編集盤に嫌悪感を持つ人もいるでしょう(リマスター等がされていれば話は別ですが)。だからといって初心者のかたにも同じメンタリティを求めるのはエゴというものです。まずはさわりを試すという意味で、初心者のかたはまずはベスト・アルバムから入るのが妥当だと私は思います。
※誤解されている日本語の一つですが、ここで言う「さわり」とは本来の意味です。「美味しいところ」とでも解しましょうか。

しかし、キャリアの長いアーティストのご多分に漏れず、プリンスのベスト・アルバムも何種類かあるので、どれを買えばいいのか悩むことになります。以下にそれぞれのベスト・アルバムの特徴をまとめてみました。

The Hits & The B-sides

The Hits/B-sides

私が一番お勧めしたいベスト・アルバムです。なぜなら私がこのアルバムでプリンスのディープな世界に入ったから。Bサイドを含む3枚組なので、ボリューム満点です。「これ全部同じ人が作ったの?」という驚きとともにプリンスの多様性を知るきっかけとして良いんじゃないでしょうか。アートワークも非常に秀逸。

The Hits 1 The Hits 2

因みに、Bサイドを含まない構成で、"The Hits 1"と"The Hits 2"はバラ売りもされています。いきなり3枚組はちょっと…というかたはバラ売りから手を付けてはどうでしょう。各位う私もまずバラ売り盤を購入して「スゲー!」となったのでBサイド含む3枚組を買い足しました。ジャケが綺麗なので全種類持っててもOKです。

The Very Best Of Prince

Very best of Prince

もうとりあえず、超代表曲だけ聴ければいいんだよという方にはこちらの一択。愛を感じないジャケットのデザインが主な理由で個人的には大嫌いなベスト・アルバムですが、とにかくヒット曲がコンパクト&年代順にまとまってます。 こんなに割り切っているのに、ラスト曲は選曲者の嗜好が反映されているのでは?という不思議さもあり。

Ultimate

Ultimate

究極と銘打つ割には中途半端なベスト・アルバム。2枚組なのでボリュームは"The Hits"と同等で収録曲も8割がた同じ。ただし、2枚目が12'バージョン等のエクステンデッド版で構成されています。マニアを狙ったのか初心者を狙ったのか狙いの定まらないコンセプトであっため、ファンからはあまり好評ではなかったような。コスパは良いです。

4EVER

4ever

ベスト盤を買うならThe Hitsか、こちらがお勧めです。プリンスの没後にリリースされた2枚組ベスト・アルバムで収録曲構成はThe Hitsに近いです。権利の関係で、ずっと収録されてこなかった全米No.1ヒットの"Batdance"が入っているのが特長でしょうか。あと未発表曲も1曲収録されていますが、これは初心者の方には関係無いので特に取り上げません。

なお、ベスト・アルバムすべてに言えることですが、40年近くに渡るプリンスの長いキャリアのうち、ベスト・アルバムがカバーしているのは初期15年ぐらい。これは権利の問題が大いに絡んでいるのと、ある時期からプリンスは独立したり作品ごとにレーベルを変えたりしていたので余計にややこしい状況になっています。

2. 比較的新しい時代のおすすめ

上述した通り、プリンスの全キャリアを網羅したベスト・アルバムは現時点で存在しません。ブートではありますが、絶対買わないでください。犯罪者に餌を与えることになります。
80年代がプリンスの全盛期であることは衆目の一致するところですが、中期~後期のアルバムにも名作はありますし、円熟とも呼べる輝きがあります。とくに、80年代の音を聴いてピンと来なかった人は、新しい時代のものを聴いてみては如何でしょうか?

The Gold Experience

Gold Experience

改名時代のプリンスの名作です。名前に負けず、内容も本当にキラッキラしたイメージ。吹っ切れ具合ではキャリア中1、2位を争う内容じゃないでしょうか。キャッチーでポップな曲が多いです。惜しむらくは諸事情により長らく廃盤となっていること。そのため入手が非常に困難で、今ではレア・アイテムになっています。

The Rainbow Children

Rainbow Children

ジャズやネオ・ソウルへのアプローチが垣間見えるアルバムです。内容的には、当時入信したエホバの証人の影響が濃く出た、宗教色の強い作品なのですが、昔から神とか歌ってましたので特に問題ではありません。黒い音が好きなかたには特にお勧めできる内容になっています。「ゴールド…」ほどではありませんが、こちらも廃盤のため値段は高騰しています。

3121

3121

「全盛期を彷彿とさせる」という、ある種の忌み言葉はプリンスにも付きまといました。新作が出る度に過去の名作が引き合いに出され比較されたものです。しかし、敢えて言います。これが発売された当時ほど多くの人が全盛期を彷彿としたことはなかったのではないでしょうか。聴きやすい音の中に往年の前衛性が垣間見える名作となっています。

3. とにかく殿堂入りレベルの名作が欲しい

ベスト・アルバムなんてダサいもの買えないぜ!かといって名前があまり知れてないものも聴きたくないぜ!というややこしい御仁もいらっしゃるかと思います。これって伝説的な名作なんだぜ!という謳い文句で熱くなるスノッブな方に捧げたく…、筆者が独断と偏見で3枚のアルバムを選んでみました。

順番に、"1999"、"Purple Rain"、"Sign O' The Times"です。10人いたら10人が違うオススメを挙げると思いますが、この3枚はとりあえずファンの間での最大公約数というか、鉄板アルバムの部類に入るのではないかなーと。客観的に。プリンスという名前で検索すれば、このアルバムの説明は嫌というほどヒットしますので、今更私が語ることもない。そんな名作です。

1999 Purple Rain Sotts

4. 最後に

色々書きましたが、きっかけは何でも良いと思うんです。もしハマれば絶対に全部集めたくなるはずで、あとは順番だけの問題なので。昨今はストリーミングやYouTubeなどで試し聴きができる機会も多いですし、当サイトのレビューと併せて参考にしていただければと思います。沢山の作品があって集めるのは大変かもしれませんが、同時に無上の喜びともなることを願って止みません。かつての私がそうだったように。

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