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入門編:用語集

マニアの間で当たり前のように使われる用語は、時に意味不明だと思います。このサイトを見ていて分からない言葉があった場合にチェックしてみてください。

用語 解説
1-800 NEWFUNK ①1994年前後、インターネットが本格的に普及する少し前、グッズの通信販売などをしていたショップの電話番号。当時のファンは、買い物するにも英語なので大変でした。
②上記電話番号を冠したコンピレーション・アルバム名。
③上記電話番号を冠した、1997年に立ち上げられた同名のオフィシャルサイト名。
1-800 NEW FUNK
3121 2006年発表のアルバムおよびタイトル曲の名前。その謎の数字の由来は様々な憶測を呼びました。"Blessed be Jehovah"で始まる聖書のお言葉"Psalm 31:21"からの引用だったそうです。情報Thnx>ちありさん
3121.com 2006年前後、NPGMC閉鎖後に開設されたプリンスのオフィシャル・サイト。毎週公開される音源を聴いたり、記事や写真を見ることができました。現在は閉鎖されています。
3121.com
3rd Eye Girl ①アイダ・ネルソン、ドナ・グランティス、ハンナ・フォードから成るプリンスのバックバンド名。
② 2013年から始動した、プリンス公式WebサイトおよびTwitterとFacebookのサイト/アカウント名。2013年度初頭から覆面アカウントとして活動を開始し、少しずつ謎を明かしていくというプリンスらしいやり方でお披露目されました。
3rd Eye Girl
94 East ペペ・ウィリー率いるミネアポリスのバンド。プリンスはプロデビュー前に同バンドのセッションに参加したことがあります。
Alexander Nevermind プリンスの偽名の1つ。プロデュースなどで自身の名前を伏せたいときに使用していました。
Blue angel クラウド・ギターの青色バージョンの愛称。
Camille プリンスの別人格および偽名の1つ。「カミーユ」と発音するのはフランス式で、英語では「カミール」。
具体的にカミール名義でアルバム「Camille」を製作したこともありましたが、没になりました。しかし、収録予定曲の殆どは日の目を見ています。カミールとしてレコーディングされた曲はテープの回転数が変えられており、甲高い音が特長です。
※"Housequake", "If I was your girlfriend"等
その後、プリンス名義でも変速ボイスは使われ続けましたが、ファンの間では便宜上それらを「カミール・ボイス」と呼ぶことが多いです。
Celebration ①続に日本で使われる「セレブ=セレブリティ」とは関係なく、セレブレーションの略。プリンスの誕生日前後に開催されるお祭りで、ペイズリー・スタジオ内部を公開したり、ライブが行われます。ファンとしては聖地巡礼とライブを一度に楽しめる驚異的なイベントです。残念ながら2000年~2002年に3度開催されたっきり、現在は行われておりません。参考リンク
②プリンスの没後にペイズリーパークで開催されているイベントも、この名称を踏襲しています。
Champagne グランド・セントラル参照
Chicken greace! プリンスがバンドに合図するときの掛け声の1つ。ギターでカッティングするファンク特有の弾き方、チキン・スクラッチをプリンス流に表現したようです。ディアンジェロがこの名前を曲にしていました。
Christopher プリンスの偽名プリンスの偽名の1つ。プロデュースなどで自身の名前を伏せたいときに使用していました。
Confusion! プリンスがバンドに合図するときの掛け声の1つ
Crystal Ball Ⅱ 2000年にペイズリーパークスタジオで開催されたセレブレーションでファン投票を募った、Crystal Ballの第2弾企画。Prince Vaultによると以下の曲が候補だったようですが、結局プリンスが飽きてお蔵入りに。
3 Nigs Watchin' A Kung Fu Movie
Adonis & Bathsheba
American Jam
Electric Intercourse
Everybody Want What They Don't Got
Evolsidog
Girl O' My Dreams
Eye Wonder
Katrina's Paper Dolls
Kiss - Xtended Version (Never released b4)
Love And Sex
Lust U Always
Others Here With Us
Strange Way Of Saying Eye Love U
Turn It Up
U're All Eye Want
Xtraloveable
Days of Wild プリンスのファンジン、UPTOWNを収録したCD-ROM。
Funk Love かつて日本に存在した、ワーナー公認のファンクラブの名称。1994年に解散したので、私がファンになったころは既に存在していませんでした。
Glam Slam アルバム「Lovesexy」に収録されていた曲名。
また、プリンスがプロデュースしたクラブの名称。日本ではバブル期に横浜にありましたが、あっという間に無くなってしまいました。
Good god! プリンスがバンドに合図するときの掛け声の1つ。元々はJBなどソウル系のアーティストが愛用していました。
Grand Central プリンスがプロデビューする前に所属していたバンド。プリンスはギターを担当しており、ドラムにモーリス・デイ、ベースにアンdレ・シモン、キーボードにアンドレの妹であるリンダ・シモンが担当。後にシャンペーンという名前に改名。
Habibi シンボル・ギターの紫色バージョンの愛称。
Holy Purple Book 殆どの人に存在を忘れられていると思いますが、NPGMC初期の頃に会員に配布されたマニアック・ツール。
どんなツールだったかもうろ覚えなです。アルバムや曲のデータベース的なものだったような…。セットアップファイルは持っていますが、もはやインストールすらできません。
Interactive CD-ROM Interactive史上初にして恐らく最後の、プリンスのパソコン用ゲーム。謎解きをしながら豪邸を進んでいくと、プリンスの曲を聴けたり、ビデオを観れたりするという代物。後半の謎解きが極悪な上に、PCの環境によっては不具合もあったように記憶しています。ちゃっかり新曲のMVなんかが収録されていて、それが売りといえば売りでしょうか。元々Mac用として発売され、その後DOS系PCにも対応。確かWin95~98ぐらいでしか動かなかったと思います。
Jamie Star プリンスの偽名プリンスの偽名の1つ。プロデュースなどで自身の名前を伏せたいときに使用していました。
Joey Coco プリンスの偽名の1つ。プロデュースなどで自身の名前を伏せたいときに使用していました。
LOTUSFLOW3R ①2009年発表のアルバム名。
②同時期のオフィシャル・サイト(lotusflow3r.com)。当時は結構気合を入れて作成した形跡があり、$77の年会費を払って会員登録すれば音源のDLやビデオの視聴などが可能でした。しかし、特に大したサービスも無く、いつのまにかフェードアウトした泡沫サイト。
ロータス・フラワー
LOVE 4 ONE ANOTHER ①TVプログラムのタイトル。
②1997年頃のオフィシャルサイト(love4oneonother.com)。ストリーム配信など割と凝ったことをしていた覚えがありますが、今や記憶の彼方…。
LOVE 4 ONE ANOTHER
Love symbol symbol の通称です。本来はこのシンボルの呼び方は決められていません。アルバム名としての「symbol」を指すときに便宜上「ラブ・シンボル」と呼ぶことが多いです。
NPG
(New Power Generation)
ペイズリー・パークと並んでプリンスお気に入りの造語。
お気に入りだけあって、色々なところでこの概念を使用しています。主なものは以下の通り。
①アルバム"Lovesexy"の歌詞に初登場
②同名曲のタイトル
③"Diamonds And Pearls"以降のプリンスのバンド名
④プリンスのレコード会社名
⑤オフィシャルサイト名(NPGMC参照)
NPGMC
(NPG Music Club)
2001年にプリンスが気合を入れて立ち上げたオフィシャル・サイト(npgmusicclub.com)であり、また、そこでのメンバー・シップを指します。会員は音源や映像をダウンロードすることができ、ライブでの優先権なども獲得できました。年度ごとに会費やサービスの内容は異なりました。突如閉鎖されて(サイト名がある商標に抵触したため?)、3121.com に移行しました。
NPGMC
NPG Online Ltd. 2000年頃のオフィシャル・サイト。NPGMCの前身とも言える存在でした。割と凝った作りをしていましたが、NPGMCへと移行したため、短命に終わりました。
NPG Online Ltd.
On the one! プリンスがバンドに合図するときの掛け声の1つ
Paisley park 85年のアルバム「Around The World In A Day」で初お目見えしたプリンス独自の概念。同名曲の歌詞によれば、ペイズリー・パークは皆の心の中にあるそうです。プリンスは相当この架空の公園が気に入っていたらしく、自身のレコード会社やスタジオにも「ペイズリー・パーク」を流用しています。
Paisley park studio ペイズリー・パークプリンスが莫大な資産を投入してチャンハッセンに建築したスタジオ・コンプレックス。多くの曲がこのスタジオで録音されました。セレブレーション・パーティー(通称セレブ)の会場ともなりました。
プリンス没後はミュージアムとして一般公開されています。参考リンク
Purple ticket 2006年発表のアルバム「3121」の特典として企画された懸賞。アルバム購入者(および申込者)の中から抽選で選ばれたラッキー・ウィナーは、プリンスの家(別荘)に招待され、直に演奏を堪能できるという夢のチケット。日本枠1人は、女性の方が当選されたようです。
Purple Yoda ヨーダはご存じ、スターウォーズに出てくるジェダイの親玉みたいな宇宙人。2010年あたり、プリンスは自身をそのヨーダに見立ててパープル・ヨーダと称しました。小柄なところを自虐的にネタにした?
SOTT Sign Of The Times の略
Spooky Electric プリンスの別人格で、ダークサイド担当(笑)
ラブセクシー時代に登場した架空の人格で、自身の中の善と悪を説明するために作り出されたものと思われます。
この名前を使用したバンドが日本にいましたが、きっとメンバーの誰かがプリンスのファンなのでしょう。
TAFKAP The Artist Formerly Known As Prince(かつてプリンスと知られていたアーティスト)の略。
symbol と改名していた頃、便宜上使われていたプリンスの呼称の1つです。
TheDawn.com プリンス初のオフィシャルサイト。1996年発表のアルバム"Emancipation"にアドレスが掲載されています。私はこれが見たいがためにインターネットを初めました。が、ようやく接続できた時には既に閉鎖しており、実際に当時公開されていた内容を見たことはありません。当時はインターネットといえば、最先端というイメージがあり、一般への普及もまだまだでした。
The Dawn
The Revolution プリンスのバックバンドの名称。
初期~「Parade」までプリンスのツアーなどを支えました。
The Vault プリンスの未発表曲を収納している金庫のこと。また、プリンスマニアのバイブルと言われるデータベース本
TORA TORA プリンスの偽名の1つ。プロデュースなどで自身の名前を伏せたいときに使用していました。
Uptown UPTOWNプリンスの楽曲の一つであり、スウェーデン発信のファンジンのタイトルでもあります。
Wrecka Stow wreckastow"Record store"のこと。
映画"Under The Cherry Moon"で、トレイシーがマリーをからかうときに使われた言葉。マリーは言葉の意味が分からないが、トレイシーに何度も「レカストー!」と読まされる。その後で「サム・クックのレコードはどこで買う?」と聞かれ"...Record store.(ゥレカストゥ)" と答えるというオチ。
symbol ①92年発表のアルバム名。♂と♀を足したような、独特のデザインです。
②特定の時期におけるプリンスの名前。発音は明らかにされていません。再改名でプリンスという名前に戻った後も、この記号はプリンスのシンボルとして使われ続けています。参考リンク
0(+> symbol と同じ意味。このシンボルをキーボード上で表現する際に使われることがあります。
アウトテイク レコーディングされたにも関わらずリリースされなかった音源。プリンスには膨大なアウトテイクのストックがあると言われていますが、相当な量がブートとして出回っています。
オーディエンス ブートのカタログにおいては、観客が録音した音源という意味で使われます。⇔ライン
タイフーンヘアー 1991~1992年あたりのプリンスの髪型で、かなり凝ったリーゼント。誰が呼んだか、ファンの間ではタイフーンヘアーという呼称が定着しました。参考リンク
殿下 ずばりプリンスのこと。日本で王子っていうと殿下ですから。
殿下マニア インターネット黎明期、国内で最大手だった超有名プリンス情報サイト。メーリング・リストも活発で、当時初心者だった私は大変お世話になりました。管理人のUSU氏がサイトを閉じられたあと、閉鎖を惜しむ有志により復活しましたがその後閉鎖。
殿下マニア
ファム "family"を略した"fam"のこと。
プリンスがsymbolに改名していた時期、"fan" は狂信者という意味の "fanatic" の略なので、自分に対しては "fam" として接してほしいと発言していました。熱狂的なファンに追い掛け回せれたりブートを買い漁られたり、迷惑を被ることの多いプリンスならではの発言。その時期のプリンスを知る心得た人は、ファンではなくファムとしての行動を意識し、自身のことを同様に表現することがあります。
※当サイトでは、特別な意味を持たせる場合を除き、「ファン」の記載を採用しています。
ファラオの流儀(Ways of the Pharaoh) ファンが所有しているブートをプリンスの下に集めるというプロジェクト。プリンスが公式サイトであるNPGMCを通じてメンバーにアナウンスした、ブート・ボイコット計画でしたが、その後どうなったのかは不明…。以下は当時のメールです。

High NPGMC,

We need ur help. The NPG is looking 4 anything with a WB logo that was UNOFFICIALLY released during Prince's tenure at that label. This includes all of the following:
(中略)
If u have copies of anything in the list above or anything with a wb logo on it that is not on this list that falls in2 this category, please send 2:

The Ways of the Pharaoh
PO BOX 169
Vermilion, OH
44089-0169

In addition 2 the list above, we r gathering 2gether all Prince bootlegs. Send them 2 the same address.
All member info will kept confidential. Ur help is greatly appreciated.

Love4oneanther,
The NPG Music Club

ブート bootleg (海賊版)のこと。何らかの方法で流出した非公式の音源。基本的に犯罪。しかし、プリンスは未発表曲が大量にあるので、ブートが絶えません。
プリパ プリンス・パーティーの略。
特に厳密な定義は為されていません。プリンス専門でかけるクラブ・イベント等のことを指すことが多いです。周りに同好の人間が少ないプリンス・ファンにとっては、プリンスの音楽と会話で盛り上がれる貴重な場になっています。参考リンク
※同様のイベントは、90年代からも行われていましたが、「プリパ」という呼称が定着したのは2000年に入ってから。確か NPG Prince Site さんの掲示板が発祥だったように記憶しています。
ミネアポリス・サウンド プリンスが発明したとされる、ミネアポリス発祥の音楽スタイル。最も特徴的なのは、従来ホーンセクションでまかなっていたパートをシンセで代替したというもの。ニューウェイブの影響も受けています。どんなものか聴いてみたいかたは初期のプリンスの作品をチェックしてみてください。プリンスおよび彼のファミリー、そしてファミリーから派生してジャネット・ジャクソンなどへも受け継がれました。
元プリンス symbol と改名していた頃、便宜上使われていたプリンスの呼称の1つ。TAFKAPと同様の意味です。
ライン ブートのカタログにおいては、音響機器のラインから直接録音された音源という意味で使われます。⇔オーディエンス
和製プリンス 岡村靖幸のことです。
プリンス好きが高じて、服装や踊りなどをそのままコピーしちゃった伝説のアーティスト。

 


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